『世界陰謀全史』
海野弘 朝日新聞出版 2014/10/30
<21世紀の陰謀論>
・2001年の9・11事件は、陰謀論の転換の区切りとなった。陰謀論はもともと政治にかかわるものであった。ロックフェラーから新世界秩序にいたる陰謀論がその例である。だがUFO研究に拡張されると、陰謀論
における政治は一部にすぎなくなった。
・「1990年代初頭以前の新世界秩序の陰謀論は、ふたつのサブカルチャーに限定されていた。第一が戦闘的な反政府右翼であり、二番目が、終末時に出現する反キリストに関心をもつキリスト教根本主義者たちであった」
・しかし、この二つの勢力は、限定的で広がらなかった。一方UFOへの関心は、大衆的な広がりを持っていた。政治的陰謀論はUFOと結び付き、反ユダヤ主義、人種差別主義が薄められ、大衆文化に接近した。そしてテレビなどのマスメディアが取りあげるようになった。インターネットは、陰謀論の大衆化に拍車をかけた。『X―ファイル』『陰謀のセオリー』などが話題になった。
・陰謀論はマイナーからメジャー、傍流から主流となった。または、マイナーとメジャー、傍流と主流の境界はなくなったというべきかもしれない。陰謀論は、烙印を押された、異端の知識であった。しかし正統と異端の境界はなくなってきている。
<カリフォルニア・コネクション>
<アメリカ西部のカルト文化>
・カリフォルニアで特にアメリカ的なカルトの三つ目は(IAM)である。1930年、霊媒であるガイ・バラードはカリフォルニアのマウント・シャスタ山で、18世紀の大魔術師サン・ジェルマン伯爵に出会ったといった。サン・ジェルマン伯爵は不死で数千年生きているといわれる。彼
はガイを地上の代理人に指定した。ガイと妻のエドナーは大師の使者となり(IAM)を設立した。それは内なる、大いなる(我)にいかにして到達するかを教えるものであった。ガイは『ヴェ―ルを脱いだ神秘』(1934)を出した。明らかにブラヴァツキー夫人の『ヴェールを脱いだイシス』によったもので、カリフォルニア・カルトに神智学が大きな影響を持ったことが示されている。(IAM)は、神智学やSF雑誌『アストウンディング』などやらのごった煮であった。ガイが優れていたのは儀式の演出であった。イエスやサン・ジェルマン伯爵が登場するオペラのようなスぺクタクルを上演して顧客を惹きつけた。
<アーリア神話大陰謀――1900年から第2次世界大戦まで>
<オカルティズムと戦争――世界征服の陰謀(ナチズム)>
<オカルトが呼び起こした民族の魂>
・二つの大戦間の最大の陰謀、世界征服の陰謀は<ナチズム>である。一般の(?)歴史家は触れないが、オカルト史や陰謀史は、ナチズムとオカルティズムの関係を飽きることなく追いかけている。黒魔術師ヒトラーといった本が繰り返し書かれている。どれも同じネタの繰り返しが多いが、オカルトと陰謀論を語るにはやはり避けて通れない。二つの大戦間のナチとオカルトの関係においてキーワードであると思われるのは<アーリア>である。第2次世界大戦後は使われなくなったが、それ以前はアーリア人種は、人類学でもっとも議論されたテーマであった。
<アーリア>はインドの『古事記』ともいうべき『リグ・ヴェーダ』にあらわれる言葉である。
・人類史の第5期の、選ばれた民アーリア人は、ドイツ人、ゲルマン人と重ねられ、北方化されたのである。
<『チベット・コネクション』>
・チベットは東洋の密教の聖地として、西洋のオカルティストのあこがれの地であった。そのきっかけはブラヴァツキー夫人の(神智学)にあった。東洋の神智の結集を目指す(神智学)は、アーリア人とチベットの神秘を結んでいたのである。ブラヴァツキー夫人はチベットの長老から学んだ、といっていた。チベットのヒマラヤには、シャンバラというユートピアがあるといわれていた。シャンバラの下にはアガルタという地下世界があり、そこから世界中に地下道が通じている。逆に、全世界はアガルタに通じていることになる。アガルタを支配する者は世界を支配する。
・ナチスの時代に、アーリア人の神、北方の神々のふるさとがヒマラヤではないかと考えられるようになった。どうして北が東になってしまうのかわからないが、ともかくヒムラーは東方に魅せられ、東方に調査探検隊を送り、ドイツが東方に大帝国を建設することを夢見ていた。ヨーロッパ戦が行き詰まり、ドイツの敗色が濃厚になってくると、ヒトラーもヒムラーの東方進出計画に一縷の望みを託す気になったらしい。
・1929年から、ナチスはチベットの修道士と接触しはじめた。チベット修道士とはシャンバラ派とアガルタ派、または右道、左道の二派があり、シャンバラ派はフリーメイソンにつながり、アガルタ派はハウスホーファーを通じてナチス・ドイツとつながった。アガルタ派は、“緑の男の会”といわれた。日本の緑竜会と共通している。今のドイツの“緑の党”にもその影が届いているのだろうか。
・ベルリンにあらわれたアガルタ派のチベット僧は、ナチスの未来についてさまざまな予言をしたという。ヒムラーはアーネンエアブにチベットのラマ教を研究させた。彼はナチス・オカルト局をつくった。ブリル会、トゥーレ協会、アレイスター・クロウリーのOTOまでをまとめたものであった。
・1942年まで、チベット修道士の予言はナチス・ドイツで信じられていたが、スターリングラ―ドでドイツ軍が大敗してから、急激に信用を失い、彼らの後ろ盾であったハウスホーファーも遠ざけられるようになったという。マイケル・フィッツジェラルド『黒魔術の帝国』(徳間書店、1992)によると、ハウスホーファーに代わって、フリードリヒ・ヒールシャーがヒトラーに重用されるようになったという。
・「ヒールシャーはハウスホーファーよりさらに高度の黒魔術集団に属し、一段上の技術を身につけていた。ヒムラーさえも彼を恐れ、ヒトラーに次ぐドイツの実力者だと述べたというぐらいだ。ヒールシャーの冷酷な悪魔的な指導のもと、ヒトラーはユダヤ人個々のバラバラな迫害から、「最終解決」に全面的恐怖政策に移行する」(前掲書)
・この説には疑問がある。ヒールシャーがこのような役割を果たしたという記述は他ではあまり見当たらない。すでに述べたように、彼は反ナチのレジスタンス運動をしていた、と認められている。彼がそんなにすごい黒魔術師だと聞いたこともないし、まして、ヒールシャーがユダヤ人撲滅の「最終計画」を指導した、というのは信じられない。
<クロウリーとイルミナティの復活>
・イルミナティは地球ではユダヤ人になっているが、実はバルカン星からのインベーダーであるそうだ。
・彼は1973年から74年にかけて、シリウスの二重星系の生命体からテレパシー・メッセージを受けた、と感じた。イルミナティはそのような外宇宙からやってきた存在であるかもしれない。ウィルソンは自分では不可知論者といっているが、パラノイア(絶対信者)に近いかもしれない。シリウス星人としてのイルミナティがまったくいないとは思わず、もしかしたらいるかもしれない、と考えているからだ。ウィルソンが「神のみぞ知るところからもたらされたパンケーキ」というのは、ウィスコンシン州イーグルリバーのジョセフ・サイモントンという人が裏庭に宇宙船が着陸し、出てきた宇宙人がパンケーキをくれた、と証言した話である。まさかと思えるが、サイモントンは信じている。
・このようなUFO話は驚くほど伝えられている。すべてでたらめなのだろうか。ここ数十年間にわたって何千何万と報告されているUFO目撃証言をすべて噂とか幻覚だと説明することは不可能である。ウィルソンの不可知論は、絶対いないとは説明できない。もしかしたらいるかもしれないという考えらしい。彼はもしかしたらこのようなものかもしれない、として仮説を示している。そのいくつかをあげておこう。
「サイキックな力を高度に発達させた人間たち(イリュミナティ)が、別の人間たちとヘッドゲームを演じている」
「私たちは本当に外宇宙、おそらくシリウスの高次知性体からコンタクトされ、実験の対象にされているか、さもなくば操作されている。(あるいはイリュミナティがそういった外宇宙的なシュミュレーションを演出している)」
「私たちはつねにこの惑星を、別のより高度な知性体とわかちあっているが、彼らは不可視になることもできれば、自分たちが選ぶ任意の形態をもって、私たちのまえに出現することもできる。UFO研究家のジョン・キールは、こうした仮定上の存在を「超地球的存在」と呼んでいる。彼らは、昔は妖精とか天使、悪魔とか異人などと呼ばれた」(ロバート・A・ウィルソン 『コスミック・トリガー ――イリュミナティ最後の秘密』(八幡書店)1994)
・陰謀論ではイルミナティは陰謀を企む敵のはずであるが、ウィルソンは高度な知性を持つ①地球人または②異星人と見ており、イルミナティ崇拝論である。このように古い陰謀論の中の敵、悪魔が、一転して、ヒーローや新しい神へと変わっていくのが、1970年代の<ニューエイジ>における転換なのである。
(2021/12/29)
『スターシードの心理 GUIDANCE』
Starseed ku ヒカルランド 2021/7/8
<スターシード>
・スターシードとは、宇宙から来た魂です。宇宙からこの地球に降り立った、美しき魂のかけらです。
地球であっても宇宙であってもすべては幻想の中。そんな中、私たちは個性あるキャラクターとして生きています。
そのキャラクターが、もしスターシードという名前のキャラクターであっても、幻想のキャラクターであることには変わりありません。
この地球で生まれた時にすべてを忘れたこのキャラクターは、勇気を持って誕生してきました。
潜在意識に宇宙での美しい思いを隠して、人間になることにかけたのです。
そんな勇気ある存在が、路頭に迷うが如く、どうしてもわかってもらえない自分自身の中にある違和感、生き辛さなどを抱えながら、人に表現できる口数も少なく、この地球でさ迷っています。
<宇宙人の魂のほんとうの気持ち>
・宇宙人の魂のほんとうの気持ちが、ここに書かれているかもしれません。それがわからないと、地球の中でスターシードの心は迷子のままです。すれ違っていた自分自身の迷っていた心を取り戻すためにこの書は出たのかもしれません。
<宇宙の魂のきもち>
・基本的にスターシードの場合、自分の本当の姿を見せまい、見られたらマズイ………と潜在的に思い、反射的に反応する人が多いです。
そんな地球に慣れていないスターシードは、奥手になったり、会話下手だったり、みんなの中に入ることが苦手だったり、多くの人間に注目されると極度に緊張していたりします。
それは、自分の背景のように巨大な潜在意識、魂にはとんでもない宇宙の姿があって、それを見られて、探られたくない………という、あくまでも無意識的なのですが、拒否反応をしてしまうからです。
またスターシードでも、地球の長く絡んできた人、または地球で転生輪廻が多い人の場合は、やはり一定の常識的なマインド、地球で体験した知識などを持っております。
スターシードでも地球での人間的体験を重ねて、経験知を重ねてきたということです。
<カルマとは>
・本書では、カルマという大衆的な言葉はとても使いやすいので使っていますが、カルマを簡単に言うと、「ストレスの意味」です。だれでも毎日感じていることです。
ただ、このストレスが身体や魂に残り過ぎると重くなり、スターシードにとっても重圧になってきてしまいます。ですから、浄化をすることは大切です。
「カルマ」という言葉は、日本では「業」とか、「縁起の理法」や「原因と結果の法則」などで「過去の悪事は裁かれ、その罪を償わなければいけない」というイメージがあります。
・私たちは意識するしないにかかわらず、たくさんの観念、カルマを持っていて心の中に残しています。
それらのうち、今はもう役に立たなくなったものは、何らかの形で私たちの自然な状態を妨げてしまいます。シフトや人生の流れを悪くしていきます。というのは、ネガティブな感情を残していると色眼鏡をかけた状態で行動することになるからです。
・カルマは、ペインボディ、シャドー、古い記憶、不要なエネルギー、潜在意識のネガティブな記憶など、現代では様々な言われ方をされています。
もし、カルマは幻想だと言い切っても、今ストレスで発狂しようとしている人がいるとしたら、その人にとっては幻想とはなりません。現実と感じてしまうはずです。
カルマの解放方法の一番身近なのは睡眠です。睡眠中に記憶の解放をしないと大変なことになります。寝ないとストレスで死んでしまいます。
ただ、睡眠でも解放されないカルマは溜まっていきます。
・私たちは自分をスターシードだと忘れて、つまり観光客だと忘れてしまって、地球の現地の人と同じになりたいという錯覚をしていたりするのです。
それだけスターシードは自分自身が他の地球人と違っているのをどこかで解っていて、なんとかみんなに合わせて仲間になろうと思って頑張り過ぎてきたのです。
まさか自分が宇宙の魂だとは知らずに、友達と、同僚と、色々出会う人達と、余計な比較をしてきたのです。寂しくなりたくなかったからです。自分を人間だと思っていたから比較できたのです。
しかし、自分自身がスターシードだと解れば、人間と比較なんかいらないのです。
<素顔で生きたい>
・100%素顔でいたいスターシードは、ワクワクなんか本当は簡単です。
なぜなら100%素顔で生きることがワクワクして生きることと同じだからです。
逆から見ると、地球人にとっては普通ではありません。そんな無防備じゃ、命が幾つあっても足りないと相手にしてくれなかったでしょう。
しかし、いよいよ時代は変わってきています。
自己実現ブームから引き寄せブームは定着して、どんどん高波動となり、100%素顔で生きることに多くの人間たちが理想を感じ始めているわけです。
それがYou Tuberなんかに表れています。
<シリウスVS確執>
・長く地球内部で転生輪廻して遊んできたスターシードの話です。
統合という言葉がシリウスには合うと思います。地球は波動上昇して長い目で見ると統合に向かうと思われます。
アセンション時代と反対の時代だった、昔のディセンション時代は分離の時代でした。人と人が分離していく強力なパワーがありました。
エゴの意地張りのようなものです。「確執」という言葉もその一つかもしれません。
そこには、亀裂という言葉が合いそうな、正しさと正しさ、自我と自我の衝突がありました。
プライド、恥ずかしさ、素直になれない心、固まった正しさ、などが結晶化するように、人々との間に強固な壁を作ってお互いが出てこなくなります。
スターシードでも、慣れていない地球での長い転生輪廻の中で、確執的な固い観念やカルマを作ってしまっている方も多いのです。これはあくまでも過去生がある転生輪廻の中でのことです。
そしてそれが、今回このアセンションの高波動の時代になってカルマの表れとして、例えば、目の前の自分の子どものトラブルとしてでてきたりします。
・ただ、今後の時代の高波動の流れは、この確執に似た、「こうあるべきだ、当然だ」という観念をも徹底的に壊しに入ってきます。これは良い意味での崩壊です。
長い転生の中の、過去生で日本の相当格式ある場所で過ごされたり、家柄などを第一に考え自己犠牲をしてきた方々には、カルマに相当ストレスが加算されてきました。
自由とは逆行して、正しさの上に正しさを上塗りするような生き方です。
どこに出ても恥ずかしくない上品な生き方、在り方を徹底的に教育されたり、自戒されたりしています。
これはディセンションの遊びとしては、最高の遊びだったのではないかと思います。
人間のエゴが作りあげた幻想の結晶。どうみても幻想とは思えないくらいの緊張感がたっぷりです。まさにエゴの芸術品です。
・地球でカルマを作って遊んできたその反動で、今は清算に入っているといってもいいでしょう。この高波動の中では、そのカルマでさえも溶かしていくことができるのです。
これは悪いことをしたから悪いことが返ってくるというのとは違って、考え方の解放のためにハイヤーセルフがそういう状況をつくってくれるのです。
・ですからこの高波動の中で、転生輪廻組のスターシードの親子、家族がいて、そのような状況になったら、まず、自分の観念が解かれるまで、解放できるまで状況は続きます。
それも愛の流れです。
そして、いろんな解放劇がこの地球上で繰り広げられていくと、将来的には、確執的なくっきりとした分離の線が消えていく方向に、地球はゆっくりと向って行きます。
高波動の星はたくさんあります。アンドロメダ、オリオン、アルクトゥルス、シリウス、プレアデス………などなど、でも、その中でシリウスはとくに意識したい星です。
あれだけ科学文明が発達しているのに、ものすごく調和的で地球の見本、地球ユートピアの見本みたいな星です。
シリウスがなぜ地球と逆なのかといいますと、今のこの星の人々は、すべてと一体化して、目の前の出来事は自分の投影でもあり、すべて自分のものであり、すべて自分のものではなく、全体的なものでもあるということをしっかりわかっている人々なのです。
・ここに、自分の固執した偏屈な見方はありません。執着する要素があまりないのです。
この握りしめすぎて、固まってしまったような波動の確執という地球での遊びは、光輝く世界の中で自由に遊ぶ人魚や龍たちには理解できないでしょう。
確執というのは、人と自分、または自分たちとの間にくっきりした境界線を引くことです、分離線です。エゴの冠みたいな象徴です。
高次の人々は分離線という観点があまりありません。
面白いのはシリウス人でも、黄金のカチューシャというか、冠をかぶった一見貴族的な姿の人も多いのです。
・また、猫の顔の星人、犬の顔の星人、ブルー、緑の肌の人々、頭の後ろが長い人々など、多くの種類がいてもみんな調和し合っています。
周波数が近いもの同士でグループを作ることはもちろんあっても、すべては変転変化し、それこそが自由であるということを知っているわけです。
今、この地球は強い、強い波動上昇の中、どんどん高次の星になろうとしていっています。流れとしては、シリウスのような方向に向かっているわけです。
ですから、カルマが噴出するような出来事がどんどん起こっています。
<スターシードの愛する仲間たち>
・スターシードの多くは、統合が進んでくると生き物に対する寛容さといいますか、温かい付き合い方なんかが出来るようになってきたりする人も多いです。
みなさんの中には、緑あふれる場所に住まわれたりしている方もいるかもしれません。
そんな方々は、昆虫や動物、植物など、自然界にあるごくありふれた自然との付き合い方に慣れていらっしゃると思われます。
でも、都会のど真ん中に住まわれている方の場合、虫なんかが全くダメで、もし森でキャンプなんかしたら、殺虫剤を持って歩いているような人々が沢山います。
・スターシードは地球の自然でなくても、その大自然の調和された波動を潜在意識に持っています。それは自分の主な星の自然の波動です。
ですから、地球にいて、スターシードとして自分の波動が高波動になってくると、地球への自分の気持ちが大自然を愛する方向に向いてくるのです。波動の上昇ゆえのことです。
人々の好みはこれから増々、シリウスのように大自然と科学が融合され、統合されたような居場所を求めていきそうです。
・結局、大自然との調和です。その調和は外側の社会だけに作ろうとするものではなく、一人一人のハートが統合することで、自然と調和していくことが本道です。
当店のセッションの最中、みなさんの中にも私の奥さんとお会いになった方もいると思いますが、本人は松果体に第三の目が開いています。
そのように、霊的に開花してくると自然の中が一番居心地よいらしく、大きな森にいつもいきます。あまり都会の中で休日を過ごしません。ほとんど緑の場所で過ごします。
そして、大きな木の下で大の字になって寝たり、木とともにアクティベーションしたりしています。
そして面白いのは、たぬき、鹿、さる、熊などを好きになってしまい、草むらでゴソゴソ音がすると、平気でかがんで草むらの中に入っていきます。
すでに野生動物愛好家みたいになっています。
・第三の目が開いてふるさとのシリウスにどんどん行くようになり、アルクトゥルスとも絡み始めてから、都会っ子がいきなり野生動物をもまったく怖がらない人になってしまいました。
しかも、昆虫にも愛情が出てきて、大の字で寝ているときに霊的に昆虫達と戯れているそうです。
このように、シフトするということは、恐怖心がどんどん薄れて今まで見過ごしていた自分のもう一つの感覚が目覚め始めていきます。
・シリウスという星にはライオンの顔をしていて、身体は人間という種類の人もいます。また、猫、犬の顔をして身体が人間のようになっている人々もいます。
シリウスはこのように、動物の元祖のような人間達たちと、普通の人でも顔が青い人、緑の人など、いろんなタイプの人々が仲良く調和しています。
大自然と科学が高度に調和しているすばらしい星です。
・ですから、スターシード達は地球では人付き合いが苦手でも、寂しくないように、実は自分の星から仲間を連れてきていたりするのです。
その話を最後にします。自宅にいる、猫ちゃん、ワンちゃんは、普通の猫とか犬だと思いますか? どうでしょう。
スターシード犬、スターシード猫は多いです。
特徴は、普通の犬とか、普通の猫とちょっと性格が違っていたり、頭がよかったり、神経質だったり、すごく人間っぽい子だったりします。
普通以上に敏感だったり、普通の犬、猫とは明らかに違う何かを持っていたりするのがスターシードと暮らす犬、猫です。
実は魂的に、先ほどの猫人間の一部、犬人間の一部が、地球の犬なら犬の身体に入っている場合もあります。
シリウスの魂の犬、猫は異常に頭がいいし人間より完全に優秀です。ですから、地球の犬、猫になっても、その風変わりな何かが特徴として出てしまうのです。
そして、孤独ということを体験しにきたスターシードの寂しさも、彼らは感じて癒してくれているのです。
われわれスターシードは地球に出てくるとき、完璧なセッティングで出てきます。
<ロボットの方が話しやすい>
・普段からスターシードの頭に湧いてくるアイディアというものは、普通の人とは違っていたりします。
やはり宇宙の魂なので、異質な思考が出てきます。
潜在意識や魂から飛び出してくるいろんなアイディアも、やはり宇宙色だったりするわけです。
そのように、普通の人間の発想とは違うので、人間関係においてもズレが出てくるのです。
・スターシードは普段考えていることの内容自体が普通の人間と違うということです。
だから人間とは、合わなかったわけです。そしてスターシードは心を閉じてしまうことが多いわけです。
・普通の人間相手の場合、相手が何を考えているかばかりを、気にしなくてはならないこともあります。ここが、地球に来た時にスターシードが苦労するところです。
人間の場合、何を考えているかスターシードには読めないことが多いのです。
・そして、本来の自分の姿を知らないスターシードは、自分になにが起きているのかが判らず悩んできました。
それは地球に慣れていない……この一言だけです。
<あなたの中の宇宙の巨大なパワー>
・最近の宇宙の魂たちの多くは、アセンションという宇宙まで巻き込んだ大きいストーリーを体験したくて出てきています。
しかし、人間であっても慣れていないような闇夜を歩く様に人生を模索してきました。
また、自分は何者で、どこから来て何をするのだろうか? という根源的な問いを抱えて進まれていたりします。
・しかし、多くのスターシードは、この根源的というか自分の人生の重要な「問い」がいつもあったのにもかかわらず、それを人に言えないで悩んできたわけです。
スターシードは、「自分はどこから来たのか?」なんとなく違う場所から来たような、そんな感覚をもって人間として過ごしてきた方々が相当いるからです。
<スターシードの透視力>
・みなさん方の中にも、松果体の活性化が相当進んできている方もいるかもしれません。額にある第三の眼の活性化と呼んでも良いのです。
この時代の高波動の中、ライトボディ化は進んでいきます。
本来、スターシードのみなさんの能力はこの肉体に縛られるようなものじゃありません。
プレアデスの方々などは、何か必要なものを引き寄せることを、いとも簡単にしている方も多いです。
引き寄せが上手すぎて、高波動を身体から出してしまい、電化製品ばかり壊れている人もいます。地球の電化製品と自身の高波動は相性が悪いのです。
・それは、おもいっきり人間に成りきることで地球で遊べるので、変に霊的に目覚め過ぎてしまうのも時としては邪魔になるからです。
また、地球の中で活動しようとしても、スターシードの魂が消極的なときは、隠れて生きようとしたり、目立たないようにしたり、あまり関わりを持たないように生きたりもします。
スターシードは人間の二面性を実は怖がっていたりします。
・みなさんの中にも人を観察してしまう癖なんかありませんか?
スターシードにとって、傷ついたりと色々ありますが、人間研究をすることくらい実は楽しいことはないのです。
ですから、消極的な人間関係の中にいるスターシードでも、人間をしっかり観察だけはすることが多かったりします。
・アセンションして、その能力をどんどん発揮していき、自分の周囲の人々の、心の奥の本質の部分を発見してあげたり、もっともっとポジティブに能力を使っていける時代に入った感があります。
それでも、スターシードの人間観察は楽しくてやめられないかもしれません。
<スピリチュアリティの高さ>
・これからアセンションが進んでいくと、一般の人々も好奇心からオカルトを愉しみ、スピリチュアルへと関心が移ってくるのかもしれません。
スピリチュアルに来る前のきっかけとして、また入り口としてオカルトがある………といった感じです。
何が言いたいのかと言いますと、例えば、宇宙とのコンタクトはご自身の内面のスピリチュアリティが向上するからこそ得られるものであり、外側でUFOを探してばかりいる感覚とは違います。
高次の宇宙であればあるほど、オカルトのように、この世界の単なる不可思議なものに対する好奇心とは少し違ってきます。
・本当はスターシード達の場合、潜在的にものすごく霊的な才能があります。
その霊的才能が、徐々に開花していくのがこれからの時代です。この今の時代の地球では、コテコテの人として生活することも多いです。
・ただ、スターシードは、自分を解放したり、浄化したり、シフトすることが本義であることを本能的にわかっているのです。
ですから、窓に張り付いて外側にUFOを探してもいいのですが、宇宙との関わりはそれだけではないということです。
また、自分がスターシードとわかる前から、オカルトではなくスピリチュアルにゾッコンになり、ひとりの人間として浄化に専念しているスターシードは多いです。
・本当の宇宙とのコンタクトは外側ではなく、いつも内面から始まります。
今日UFOと会ったからといって、あなたのハートチャクラがキレイになるわけでもありません。なることもあるかもしれませんけどね。
・外側にUFOの大群があらわれ、いつかこの世界が変ってくる……というのも悪くはありませんが、地球の人々の恐怖心があれば、すぐにそんな事件ももみ消されるでしょう。
それじゃ、いつかイエスが再誕して世の中を導いてくださる……といった宗教と変わりません。すべてストーリーなのです。それがオカルトなのです。
つまり、人類にまだまだ恐怖心があると、UFOが飛来して着陸しても「これは絶対にヤラセだ」とか「こんなことはあるはずがない」とか、何億人の恐怖心からくる拒否によって飛来は無かったことになるのです。
・つまり宇宙は、このアセンションの波動を利用して、人間達の恐怖心を浄化することに専念してもらいたいわけです。
ようするに、人間の自我エゴと、潜在意識と、魂の間に分離があって、それらがバラバラだと、どうしても恐怖によって真なる本当の魂の想いが覆い隠されてしまうのです。
そのために、いろんな浄化が世界中で始まっています。