
雪の日は窓から見える雪景色に身も心もすっぽりと埋まったような心持ちです。
そんな日には、先日まで読んでいたイーユン・リーの本よりは…やはり静かな心持ちで居られる…小川洋子ワールドが嬉しいです。
まだ初期の作品で芥川賞を受けた『妊娠カレンダー』と同時期の『冷めない紅茶』を再度読み直してみました。
期待どおりの静謐な世界観です。
淡々とした流れの先に…あっと思わせる結末。好きです。この感じ
チョッとばかり閉口していたので…これぐらいが爽やかですね。
同じ本に『ダイヴィング・プール』が納められています。
誰でも若かった頃の…理由の分からない苛立ちを…このように表現にされる小川洋子さんの感性は凄いと思います。
雪の日にピッタリの本でした。

