今生(こんじょう)は仏教用語で今のこの現実世界のことです。
前生(ぜんじょう)は生まれる前の世界で、後生(ごしょう)は死んだ後の世界です。
今生では、生まれて死ぬまでの間は、有限であり、時間が限られています。
人のために生きる。
人に喜ばれることをする。
誰かのために人生を捧げる。
これらのことは、とても素晴らしいことです。(自分自身が満たされているのならば良いと思います。)
しかし、『もっと他の生き方をしたい』とか、『自分はもっと他のことができるのに』と思いながら、自分の可能性を無しにしてしまうことはとても残念なことです。
誰かのためにとか、誰かに合わせて生きる場合ではないのですよ。
自分のために生きる。
自分の人生をもっと楽しく充実した場所に進ませることは、とても素晴らしいことです。
今生において何もしないなんて、もったいないし、心(魂)が淀んでしまいます。
何も起こらない、何も変わらないことなどこの地球上にはありません。
水も蒸発して雲になり、雨となって山へ、そして川となって海に!
循環しています。
動かなければ、淀んで腐ってしまいます。
動くと大変なこともあります。
しかし、それらを味わい尽くして生きるのが今生です。
この容姿、この性格、この思考回路などは、今生だけです。
ワクワク楽しく充実した人生を送ってみるのもいいかもしれません。