欠点は才能!
この地球上では、陰陽のバランスで成り立っているので、欠点が無い人はいないと思います。
部分的に欠点がない人は、欠点がある人やできない人の気持ちが分かりません。(欠点がない人は、この地球上にはいないのでみなさん大丈夫ですよ。)
お客さまの娘さんのお話しなのですが、その娘さんは秀才で、一度本を読んだり授業を受けただけでほぼ理解できて、記憶に残っているそうです。
そのため、周囲の人がノートなどを書いていることが理解ができないといつも言っていたそうです。(サバン症候群?ではないそうです。)
社会人になってからも、一度言われたことができない人を見るとイライラしていたそうです。
でも私たちは、ノートをとっても、一度理解していてもすぐに忘れてダメなことをしてしまう場合が多くあったりします。
このような経験から、私たちは人によって、できないことがあるということを理解しているので、人に優しくなれたり、その人ができないならしてあげようと思ったりします。(中には、私ができるのに、なぜあなただけできないの?と言う人もいますが。)
できないことをしてもらった人も、今度はしてくれた人ができないと今度は私がしてあげようとします。
自分には、頑張ってもできないことがあるということを知っているから、他の人に『最後まで努力しなさい』なんてことは言いません。
なので、他の人ができないことがあると、自分ができる範囲で代わりにしてあげることができるのです。
自分に欠点があるため、上手くできないことがあっても、素直にしてもらったり、してあげることができる。
これって才能ですよね。
でも、多くの人達はこのようなことを才能だと思っていません。
自分や他の人達ができることは、努力すればできるものだと思っています。
このように多くの人達は、自分ができないことを才能とは、思わず欠点だと思っています。
この欠点を克服しようと努力を続けるのです。
欠点は克服なんかしないで、欠点を利用すればいいだけです。
できないことはしてもらって、できることをできない人にしてあげる。
やってもらうことで、他の人達に優しくなれますし、やってあげることでもっと自分に優しくなります。
こんなことができる自分の欠点は才能だと思います。