ストレス!
続きです。
ストレスが解消できずに、身体のコルチゾールが増加すると、血糖値以外にも影響が出てきます。
コルチゾールは、医薬品ではヒドロコルチゾンと呼ばれ、いわゆるステロイド(副腎皮質ホルモン)のことです。
(ステロイドを長期間使用するのはよくないと、みなさんもご存知かと思います。)
ストレスがあると、身体はストレスに対抗するために、副腎髄質からコルチゾールというホルモンを分泌します。
本来、コルチゾールは脳に吸収されると無害化するのですが、慢性的なストレスで、コルチゾールが過剰に分泌されて脳内にあふれると海馬(学習や記憶)の神経細胞が壊されてしまい、海馬が萎縮します。
海馬が障害されると物忘れや不眠、うつ、慢性疲労、認知症などが、現れてきます。