「やりたいことをやる」
よく聞くことですよね。
そうは言うけど、
と思うかたがいらしたら
この記事は
すこしお役に立つかもしれません。
2年半前にハンドメイドを始めて
メルカリやcreemaで
販売しているのですが
初めの頃のことを
書いてみたいと思います^^
ー
のんびり暮らして
回復してきたときのことを
ひとつ前の記事に書きました。
エネルギーが戻ってきたのでしょう、
何か作ろうかなと思い始めました。
昔から、ものづくりが好きで
子どもの頃は母から刺繍を教わって
ずいぶん熱中しましたし
フラワーアレンジメントを習ったり、
ビーズを少しやったり、、
手先を動かして
コツコツ作るのが好きなんです。
色も好きです。
回復して、そういうことに
久しぶりに
気持ちが向いてきたんですね。
何にするかは迷いました。
刺繍やビーズは好きだけど
ちょっと細かいし。
図書館で手芸の本を借りて
パラパラ見たりしていました。
ちょうどその頃
知人と話していて
海岸清掃の話題になりました。
その人は沖縄の離島に住んでいて
海岸でゴミ拾いをしているとのこと。
海岸か、、
そういえば前にメルカリで
シーグラスを見たなあ、と
思い出しました。
(シーグラスというのは
ガラスの破片が海で削られて
小石みたいになったもので、
海岸や湖岸で拾うことができます。)
ガラス、昔から好きなんです。
シーグラスは
実物を触ったことはなかったけど
写真で見るだけでも
とてもきれいで
丸っこくてかわいかった。
でもそのときは
買わずに終わりました。
買っても使い道がないし。
そのあと調べてみたら
シーグラスアート、という
ハンドメイドのジャンルがあるそうで。
紙にシーグラスで絵柄を描いて貼って
フレームに入れて飾るものです。
やってみようかなと思いました。
シーグラスアートは
作り方の本もなく
ゼロからのスタートです。
フレームはどうする。
接着剤は。
考えることは盛りだくさんでしたが
なんとか、かたちになり
なかなか出来がよく
これなら気に入ってくれる人
いるんじゃないかな、と。
メルカリに出品したら
割とすぐ売れはじめました。
それから2年半、続いています。
creemaにも販路を広げ
お客さまにも恵まれました。
数えてみると今までに
200ちかい作品をお送りしています。
ー
思うのですが
何かを始めると決めたとき
不思議なもので、世界って
先に進むきっかけをくれるようです。
沖縄に住んでいる人の
海岸清掃の話題は
私にとって最高のタイミングで
すうっと自然に
シーグラスアートに向かいました。
だからもし
これを読んでくださっているかたに
やりたいこと
関心ごと
興味のあること
なぜかわからないけど
惹かれること、があるなら
それは大切になさるといいですよ。
やってみよう、と決めたら
そのうちに
必要な情報が舞い込んできたり
人や、何かに導かれたりと
思いがけない展開がありますから。
世界が応援してくれます。
ー
トップの画像は、今年の作品です。
サボテン、多肉植物は
男女を問わず人気です。
緑のシーグラス、と一言でいっても
いろんな緑があって
作っていて楽しいです。
鉢に使っているのは「シー陶器」。
陶器の破片が海で削られたものです。
元はお皿とか花びん。
海で、角がよく削れられたものは
すごくいい味を出しています。