会派行政視察へ(佐賀県武雄市 | 山田智子オフィシャルブログ Powered by Ameba

会派行政視察へ(佐賀県武雄市

3日目となる視察先は
佐賀県武雄市です。

「ICT利活用教育の推進について~一人一台タブレット、反転授業について」

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武雄市の人口は約50000人、面積約195.44㎢です。

佐賀県武雄市の樋渡市長は
現在2期目でいらっしゃいますが
当選された当時、全国最年少36歳の市長ということで
また、最近はツタヤとスターバックスが入っている武雄市図書館が話題になったりとで
樋渡市長をご存知の方も多いと思います。


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こちらに伺うのは2回目になりますが
いつもながら視察の受け入れの多さに
驚きます。


視察のテーマでもある
タブレットの活用と、反転授業について。

すでに武雄市の小学校2校において
4.5.6年生に一人一台、合計236台
iPadを配布されています。

授業への意欲向上を目的として
武雄市では
2014年4月には小学生2885名全員に
2015年春には中学生1356名全員に
タブレットパソコンを配布されます。

1台約18000円で、リースではなく買取です。
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※アンドロイド4.2.2


武雄市で導入されている反転授業とは、
自宅で事前にタブレットを使い
動画などを見て次の授業に向けて勉強するということです。
分かりづらいですが、以下の写真のような方法です。
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アメリカでは先駆けて反転授業がされていますが
落第率が下がるなどかなりの効果がでています。
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すでに導入されている小学校2校で、
反転授業を行うと
授業がよく分かるといった効果が出ています。


前回の私の一般質問でも申し上げましたが
「親よりこどものほうがICT機器に詳しくなり、親の目の届かないところでインターネットのチャットなどにより犯罪に巻き込まれる事件も起こっているが、そのようなネットモラルの教育はどのように行うのか」

とお聞きしたところ

「今の時代、ICT機器を使わせないことが問題である。これから先も絶対に使う機会がでてくるので、そのためにもうまく使わなければいけないので、こどものうちから正しい使い方を教える必要がある。」

とお答えを頂きました。

ICT機器の導入に不安を感じる保護者には、
目が悪くなったり、依存症になってしまうことはないように
セキュリティや使用時間などの説明をしっかりされてます。
そのような説明を受けると安心され
むしろ、待ち遠しいという声が保護者からでているほどだそうです。


簡単に書かせてもらいましたが
改めてこちらの視察レポートを作成し
事務局に提出を行いますので
詳細はそちらを参考にして頂ければと思います。


武雄市図書館も行きましたが
平日にもかかわらず
たくさんの人でした。

館内は撮影禁止のため、外観の写真のみです。
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本も出るぐらい話題の図書館です。

館内のツタヤではDVDなどのレンタルもできます!

スターバックスのコーヒーを飲みながら
本を読む方がたくさんおられました。


コンセントの環境も整っているので
パソコンを持ち込みながら、、
携帯の充電をしながら、、
など
ゆっくり自分の時間を持つことができるので
何時間でもいられる
居心地の良い図書館です!


以前伺った時は、まだ図書館ができていなかったので
今回初めて図書館に入ることができましたが
市の図書館とは思えないほどのクオリティに
終始感激していました!

先進的な事例として
学ぶことの多い行政視察となりました。

お世話になりましたみなさま
ありがとうございました。