測定する現物がいつも自分の手元にあると、落ち着いて計測できます。
しかも、今案でよりもグレードの高い高精度測定器をMITUTOYOの技術者だったお弟子さんが提供してくれていますし。
物の製作には二つのポイントがあると思います。
一つは正確な計測、もう一つは誤差の少ない安定した加工。
加工についても、レジンの高精度3Dプリンターが使えそうな情報が入っているので今回改めて測定し、データーを取り直しました。
今までのデーターがタイプBだったのに対し。今回はタイプAのエアリード331Dのデッドコピーを目指します。外形も含めて。
もう廃番になったこの内径ゲージがすごい。従来の尺八用に良く使われる汎用のダイヤルゲージにギヤを組み合わせた物と比較すると、使用感がまったく違います。
機器本体のたわみを感じることなく、しっくりきます。
校正用の基準原器を使って、再度各機器の校正をします
会社の中で、限られた関係者だけに配布されたという、この木箱に納められていた
特別なデジタルノギスも使いやすい。
素手で持っては、体温で寸法が変わっていくから問題かな。シリンダーゲージほどの精度はないですが、手持ち測定での限界に挑戦できます。
やはりよい道具はよいです。
データー記録と、PC上での再構成が
一気に進みました。
オリジナルと一点違うのは
歌口に猛林さんのパーツを使う事です。これにも手を加え、エアリード化しますが。
でも、今日はカナダから来日中のレアム君を案内する、散歩コース候補も下見しましたよ・・
カナダにはない景色だと思う。田植えも始まるし。
山歩きも気持ちのよい日でした。
家から徒歩5分でこの田舎風景。
先週はサル出没、先月はニホンカモシカも出没
タヌキ、イタチ、アライグマ生息。でもヘビだけは嫌だなあ。
だれか、一緒にここで尺八吹きませんか?熊は来ないと思いますから。
人前で吹くのもよいが、自然音の中で吹くのも良いものです。