今日ミューズスコア3からシャクビュアーを使って尺八楽譜を起こす作業をしていました。
この曲は一見4重奏ですが、各パートで別れるとことがあり。全部で7パートです。
このように、部分的に和音表記になっている楽譜からの尺八楽譜作成は注意がいります。
シャクビュアーは自動的に音の上の音を拾ってくれますが、ごくまれにエラーが出ることがあるようです。
また、自動的に和音の下の音は無視されます。
今回は7重奏ですから考えた末、
下の和音を消した楽譜と
上の和音を消した楽譜を作り、各々尺八楽譜変換しました
ここで問題となったのは、ミューズスコア3で和音の下の音はすぐに消去できますが、和音の上の音のみは消せない。
和音の上の音がメロディー進行のガイドと判断してプログラムされているらしく、修正を前提としていないようです。
今回は、下の音を消し、上の音を消した下の音の所へシフトすることで対応しました。
ミューズスコア3は和音を違うパートとして分割する機能も持っているようでますが、初めからパート設定をしておかないと難しいようです。
ちょっと苦労しましたが、何とか上パート、下パート、1尺8寸対応、1尺6寸対応の4種類の尺八楽譜が出来ました。
PDFファイルを五線譜データに読み取り変換をMakoさんにしてもらいました。エラーのない事と、アーティキュレーション等の書き込みも漏れなく反映され驚きました。
尺八の7重奏の武満徹曲、今度の愛知合奏団メンバーで練習です。