紅白歌合戦は演奏場所へ移動しながら車で見ました。
最近の歌の傾向や、流行り物について知らねばと思う中、やはり馴染めない楽曲がほとんどです。
ディズニーの最初の曲を歌わされた二人の音程のずれは痛々しかったし、専門でない人になぜ無理やりさせるのだろう。
最近は歌のイントロがない曲が多いそうで、その影響もあってか、バックバンドの演奏者がほとんど映らない。
どのような楽器群で誰が演奏しているか気になるところで、私はギラギラしたCGの背景よりよほど注目できます。
前奏がある曲の場合のみバックバンドはステージに上がっていますが、他の曲は本当に生演奏で唄っているのかも疑いたくなってしまいます。
寺尾聰さんの「ルビーの指環」のような曲が出てくるとホットするのは、私が年をとったからもあるでしょうが、やはりいいな。
ところで、最初モニター用のヘッドホンをつけていたが、曲がはじまるとすぐに外して歌い始めるという、想定外の動きがありました。それが話題になっているうようです。
明らかに何かあったんでしょうね。
モニターが死んでいた?
モニターの各楽器のバランスが悪かった?
無理にヘッドホンを付けることになり、本番で自分の意志を通した?
密閉型のヘッドホンモニターで音が遮音され唄いにくかった?
分かりませんが、瞬時で生バンドのステージ上の音の方が歌いやすいと判断したのでしょう。
最近の耳にはめ込むステージモニターはとてもよくできているようですが、ヘッドホンにした理由や、外した理由は想定するしかありません。
でも、結果的にかつての名曲を安定して唄っていました。
筝の座長が五木ひろしバンドで公演に参加したとき、クリック音で演奏が揺れないようコントロールされたそうですが、寺内聡さんがそのような音楽作りをするとは思えません。
話は変わり、今日はホテル演奏二日目。
演奏の合間には、ホテルの一室をが与えられているので、弁当を食べたり、地震の長周期で揺られたり、外を眺めたり、
抜け出してコンテナ工房で2尺管を削ったり、夜はウイスキーをすこし飲んだり・・・・。
明日までがんばろっ。