今日は都山流愛知県支部、 三曲連盟演奏会に参加です。
私は役員として出演せず、裏方に徹しました。
名古屋の市民会館 正式名は日本特殊陶業市民会館です。
少し早いので朝マック
本番直前の皆さんの様子
私は一日出演せずにいろいろな対応に当たる
出演者への動き指示、出演料徴収、靴を間違えられた人への対応、本番中の楽屋盗難防止の見張、
一番申し訳なかったのは出演者プログラムの記載ミスの謝罪。
若いころは、出演できてあたりまえ。良い所を一人で吹かせてもらって当たりまえ。
選抜メンバーであたりまえ。
運営側の苦労や根回しなど露知らず、当然のように参加していました。
考えが変わってきたのは最近の事
〇若い演奏家の成長を心から喜べるように。でも負けないように。
〇年配者でも生きがいとして尺八を続けられている方の想いをくみ取り、大切にできるように。
〇参加された、参加できた方が、少しでも意義ある参加だったと思えるように。
リハーサル前、ある方が申し訳なさそうに言い寄ってこられました。
「山田さん・・・。最前列はプログラム順の前の方のみであることはわかっているのですが、体調上一曲立って吹く自信がないのです。後ろに椅子を用意してもよいでしょうか。」
「いえいえ、最前列に座ってください。皆さんにその旨理解してもらいましょう。」
そのような体調の中、遠路演奏にいらっしゃった姿勢に頭がさがります。皆さんへの説明をしたところ、大きくうなずいて同意してくださいました。
本日参加できたのは、総勢200名を超える会員のうち1/4でした。
高齢化?それとも大勢の中の一員ではやりがいを見つけにくい?
何にしても尺八仲間を大切にしたいと素直に思える日でした。
プログラムのミスがあった方が見えました
「なんでこんな単純なミスがおきるのか」
とおっしゃり、出演すらも見直す気持ちになってみえました。
普段言葉をかわさない方でしたが、心底尺八仲間を失いたくないとの気持でお話をする。
演奏後、もう一度声をかけに行く。
「今日は失礼しました。」「よくこらえてくださいました。」
打って変わっておだやかに
「いいんですよ。引き留めてくれたので、今日も吹けました。」
些細な行き違いで会や流派の活動を休止される方を多く見てきましたが、
尺八を通じて繋がりあえることを再認識できた気がした、一日でした。
今日の昼食はおにぎりの人気店
一日終わってやれやれ