前回はダイソー入手のスマホ用魚眼レンズを試しましたが、セリエでスーパーワイドレンズ、マクロレンズ(共に108円也)を見つけましたので、比較してみましょう。
右が広角レンズですね。
ダイソーに比べるとやや大型です。
レンズ径も大きい
で結果は
装着前
装着後(やはり汚机で失礼)
ちなみに、ダイソー魚眼レンズは
その差歴然ですね。
色合いも若干違いますが、ダイソーが完全に魚眼レンズの効果を狙っているのに対し、セリエは通常に使える範囲での広角レンズとなります。画面の右端上下が若干蹴られていますが、取り付け位置の調整で隠れます。特殊効果を狙わない使いやすい短焦点レンズといったところでしょうか。通常ではこちらの方が使用場面が多そうです。
色合いについては、ウォームなセリエワイドレンズ、クールなダイソー魚眼レンズといってところでしょうか。
一方、セリエのマクロレンズ
三種類の中では一番コンパクトです。
これが、通常撮影の限界、装着すると
こう。解像度は焦点さえ合わせられればOKです。驚きの108円
樋口一葉さんが
こう。鼻にピントが合って眉のピントがあまくなっているのは、紙面に対してカメラが傾いているからです。被写界深度がとても浅いですね。レンズのせいではありません。
接写範囲の限界は、「樋口一葉さんの眼尻から眼尻まで」ということです。
これが
これ。若干右上がボケているのは撮影のせい。
条件さえよければ、かなりのポテンシャルを持っています。驚きです。
このレンズを装着した時、オートフォーカスはほとんど機能しません。重装備のマクロ撮影の時同様、スマートホンそのものを被写体に近づけたり遠ざけたりさせ、ピントの合う所を探します。おおよそピントが合った所で、ピンポイントタッチのフォーカス機能は多少機能したようです。
倍率は限定されますが、使えます。
3種類のレンズとも、よくできています。値段から考えると、以前では考えられない世界ですね。30年ほど前、重装備のマクロ撮影に凝ったことがありました。昆虫の顔、植物、ミルククラウン、昆虫が飛ぶ瞬間を撮影するために、赤外線を遮るとシャッターが落ちる装置まで自作しました。
これは私の写真ではありませんが、こんな感じです。オリンパスのOMシリーズはマクロ撮影アクセサリーが豊富でした。
今回は音の関係から離れましたが、音響関係100均活用をまた報告します。
最後に見苦しい写真。セリエのスーパーワイドレンズで自撮り。自撮り棒なしでも3人ぐらいは入りそうですね。
今日は児童対象の演奏会をしてきました。120人ぐらいでしたが何とか終えました。昨年のこの演奏は、座長が救急車で当日搬送され、一人でコンサートをしのいだのを思い出しました。大事には至りませんでしたが。
それにしても、疲れた顔してるなあ・・フゥ。