先日行った、速読講座、実際は勉強的には速読、スポーツ的には、ビジョントレーニングと呼ばれます。


視覚を鍛えるトレーニングです。


まずはスポーツから


サッカーは格闘技とも言われます。最近では強度、インテンシティーが良くサッカー界では使用される言葉です。選手のアスリート化も求められています。


しかし、身体を鍛える、戦術を理解することと同様に大切な事は、状況判断です。

ボール状況、味方、相手の位置、そして自身の立ち位置から一瞬で様々な事を処理しなければサッカーは成立しません。


その認知力を高める必要があります。すでにヨーロッパでは認知を鍛えるための大きな機械が導入されています。360度スクリーンに囲まれて、その中で様々な状況からボールを扱うトレーニングが行える機械を導入しているメガクラブもあります。


認知の元は、脳です。つまり脳を鍛える必要があるということです。


ビジョントレーニングは、画面に映し出される数字や一瞬で変わるキャラクターなどを認識しながら、様々なタスクに同時に取り組む、そんなイメージのトレーニング方法です。

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名古屋高校サッカー部では、昨年度より体力測定だけでなく、身体能力の診断を行っています。

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アローズラボ

こちらでは、動体視力を含めた、眼の状態も測っています。


こちらの数字は特別に鍛えないと良くはなりません。そのためにはビジョントレーニングを行う必要があると再認識できました。


そして、学習面で言えば、共通テストです。


英語は3年連続、総単語数は6,000単語を超えています。一般的な高校生の英語を読むスピードで考えると、80分の時間では、すべて英語を読むだけで、試験時間は終わりを迎える程の単語数になっています。


この、WPM(word per minute)を上げて行かなければ、問題の解答時間すら稼げないことになります。


英文解釈にも単語だけでなく、文法も必要です。

しかし、その知識以上に必要なのが、情報処理のスピードです。

これが、現在の共通テストで求められている要素になります。


それを鍛えるのも、ビジョントレーニングです。このトレーニング無しに、共通テストの高得点を狙うのは難しいと思います、


ただ、私の個人的な意見は、この試験内容には反対です。以前のセンター試験の方が、英語の能力を測るのには適切だったと感じています。