グループリーグの結果

同チーム対決となった、4日目です。

しかし、強いチームは紅白戦が1番盛り上がります。

しかも、今回は、タイという異国の地で、レフリーが4人も付いて、現地チームのボールパーソンまで付いています。


A vs B

4-0

結果はこのようになりましたが、よくファイトしていたと思います。


その後会場はそれぞれ分かれて試合しました。


A vs AMD Malaysia

3-1○



先日、福岡で行われたサニックス杯にも出場をしていたマレーシアのチームとの対戦でした。


少し時間が空いたため、早めのキックオフを打診した所、食事を摂り、間がないということで、通常通りのキックオフになりました。


実は、マレーシアも、インドネシアと同様にイスラム教徒が多く、まずはハラール料理の弁当が遠くからしか入荷できないという理由で食事が遅れたそうです。


合わせて、ラマダン(絶食)の時期と重なり、選手は許されているが、基本的にはコーチは日の出から日の入りまで食事が認められていないということでした。


宗教による考え方の違いや、文化的差異は日本ではあまり感じることはありません。選手たちにも同じことを伝えています。


名古屋高校はキリスト教主義の学校です。イスラム教も同じ一つの神を信じています。


もう一つの会場では、バンコクのキリスト教主義の学校との戦いでした。

B vs BANGKOK CHISTIAN

0-3●


バンコクからたくさんのサポーターが会場に来て、応援も行い、アウェイの雰囲気の中で勝利は出来なかったものの、こちらもよく戦いました。


試合後に、サポーターに挨拶に行くと、よくやった!という言葉を掛けてもらったそうです。


ラグビーに於けるノーサイドの考え方は大切です。


どの試合も、終われば握手をします。それぞれのベンチにも挨拶に行きますし、来てくれます。


コップンカップ。お互いに感謝し合う姿に、スポーツの良さを感じます。



パタヤの夜ともお別れの日。


選手たちは慣れた感じで外出をしています。乗合タクシーに普通に乗っています。マッサージも行っています。


高校生からこの環境を知ることで日本では、少々の事に動じなくなることは間違いないです。


一回りも二回りも大きくなって日本に帰国する事でしょう。



さらにもう一つ。


Puree さん、今は大学院の博士課程で、タイのサッカー選手の日本への挑戦を研究している方が会いに来てくれました。


タイの選手は本当に上手くて、日本人より戦えると本気で思います。しかしタイ代表は、まだワールカップには出場していません。


これからこの課題を克服するには、日本に来てトレーニングをする必要があると感じていた矢先に、このような方にお会いできたことはどこか偶然ではない気がします。


英語でコミュニケーションを取れることで、お互い外国語ながらに意思疎通ができることで話も早いです。私の考える、タイの課題を共有して、研究の一つのテーマにすると言っていました。きっと近いうちに名古屋にも来てくれることでしょう。


研究領域としてタイ人を受け入れて、名古屋高校にも還元できたら、こんないいことはないですが、今の学校には、そのような度量のある管理職はいないですね。


山形明正高校は、この4月からタイ人の受け入れをするそうです。サッカー部の監督が理事長を務める学校は話が早いです。山形市とタイの交流の一環として行うそうです。今後に期待したいです。