本日5月26日、サンシティの春季自主防災訓練でした。マンション防災独特な訓練が、私が担当した「隔て板割り」訓練です。火災時に隣り合う住戸のベランダの仕切り板を破壊して、速やかに避難路を確保することを目的に行います。
仕切り板割りを訓練できるように、木工クラブが手作りしてくれたのが、画像の建具です。こちらに嵌め込まれた石膏ボードを蹴り上げて割ります。サンシティ管理組合は、怪我をしないように後ろ向きになって、靴の踵（かかと）で蹴ることを推奨しています。
お集まりの皆さんに説明して、実践して、体験してもらうことを繰り返しました。画像のようにお尻を板に近づけて後ろ足でけります。年配の方からお子さんまで皆さん上手に割っていました。
他にも訓練は、煙体験や起震車体験、水消火器や発電機の使用訓練を行いました。元旦の震災を受けて、たくさんの方が参加されました。私も自主防災会の一員として、また防災士として、地域での役割を担いながら、板橋区の防災対策に対して意見と提案をしていきます。
1800世帯を超えるビックコミュニティの防災訓練です。管理組合と自主防災会の協力で無事に終えることができました。訓練、お疲れさまでした！
