議会から選出された監査委員として、昨年度の1年間は、毎月債券のチェックもさせていただきました。債券とは、私が説明するまでもありませんが、資金を債券発行元に預けて、満期になるまでの利子を受け取りながら、期日が来ると資金が払い戻されるという有価証券です。


5年とか、10年とか経つと償還日を迎えて、資金が戻ってくる。すると新たに有利な債券を購入する。板橋区は基金の長期運用が可能な資金、元々は私たちの税金ですが、債券を購入しあまりリスクのない運用をしています。


板橋区の場合は、億単位ですから様々な債権の利子分も少なくない額を得ることができます。利子分は、貴重な予算として活用されます。


債券の中には、資金を集めてSDGsつまり、社会や環境の持続可能な発展のためになる事業に活用することが約束されているものがあり、SDGsを推進する板橋区としても、積極的な購入を進めています。そのことが、示されているのが、以下の板橋区のリンク先から知っていただけます。



額面までは記載されていませんが、購入債権の発行元はわかります。西日本及び東日本の高速道路株式会社、独立行政法人都市再生機構、独立行政法人国際協力機構、長野県、などなど。


グリーンボンド、ソーシャルボンド、サステナビリティボンドと呼ばれる環境積や社会貢献積といった債券購入によっても、自治体としてSDGsの推進を応援しようと取り組んでいます。