緑小学校の体育科学習発表会でした。準備体操、表現(ダンスパフォーマンス)と徒競走を子どもたちは一生懸命にやっていました。娘は昨晩帰宅すると校庭のどの場所で自分が踊るのか、再説明をしてくれましたので、楽しみにしていきました。


PTAとして正門に立っていると、体操着の生徒が運動をし、参観をしている保護者の様子をみて、「今日は運動会ですか」と何人かに話しかけられました。その度に、運動会みたいなものですとか、運動会ではないですが縮小版ですかねとか、応じました。


板橋区内の中学校では運動会がありますが、多くの小学校では、コロナ禍をきっかけに学習発表の参観は行うが運動会はやらないとしています。一方で保護者には、玉入れや騎馬戦やリレーや大玉送りといった運動会種目や紅白対抗の競技性を体験させたいという気持ちも少なからずあります。今日も何人も私に親の気持ちを話してくれました。


従来、運動会は1日かぎりのイベントではありますが、準備することも多くて、これまで先生の負担があったことや働き方改革の流れを考えて、学校長が「運動会しない」の判断をしていると認識しています。また、暑さによる熱中症や体調不良を防ぐために安全性も考慮されています。さらに、近隣居住者のごく一部ですが運動会の音がうるさいと騒音に感じていて長い時間の協力や理解を得られないということもあるようです。


そうであるとして、さて、どうすることが学校や児童や保護者にとって良いのか。悩むところですが、より良い方法があるのか、模索したいと思います。地域やOBOGとのつながりも生かしていきたい、子どもたちの企画からの参加もできないか等、おぼろげに考えております。


娘はダンスをみんなと練習の通りに踊れて、満足している様子でした。学年で1番背が高くなっていて、父として驚きました。びっくり。