議会にPC端末を持ち込めるようになったのはつい昨年です。マイパソコンを持ち込んで、本日は予算審議です。パソコンの横には紙資料がありますが、これは予算書や関連資料になります。環境に配慮して紙資料を減らしたいと思うのですが、同時にいくつも開いて質疑したり、次の質問ページを開いて準備しておいたり、全てをなくすのは難しいですね。
企画総務委員会が担当する板橋区の令和6年度の事業や予算について、8人の委員が順番に朝から夕方まで質疑しました。災害対策や防災については関心が高く、活発な審議が行われました。
舟渡地域にできる防災物流拠点についての質疑では、1000平米の防災備蓄倉庫管理をヤマト運輸に委託するという事業について質問しました。平時も有事もです。
ヤマト運輸のプロフェッショナルのノウハウや区内事業所との連携も期待しながら、詳細を今年度取り決めていくとのことでした。能登半島の震災では、輸送道路の復旧にも時間がかかりました。教訓として、板橋区の有事に機能する検討を進めることを要望しました。
区政情報室や公文書館に対しては、資料のデジタル化を区民の利便性の観点から進める提案をさせて頂きました。庁舎ロビーフロアにある区政情報室にはPC端末がないので、デジタルの行政情報へアクセスが容易になるように求めました。担当課長も同じ認識でしたので、利便性向上を期待したいと思います。
さらにSDGsの観点から年間1億円かかっている広報のデジタル配布の推進や適切な広報誌の供給を質疑しました。現場は担当課で、どれぐらい各施設に配布済の残部が廃棄になっているか把握していないとのことでした。ごみ減量とコスト意識をさらに持って適正化することを提案しました。
財政指標、男女平等センター、荒川土手のかわまちづくり等、他の委員の質疑も学びながら、本日の審議を終えました。お疲れさまです。