小学校PTA連合会の研究大会に出席しました。昨年に続き、PTAが抱える諸問題に精通をされている弁護士3名の先生方をお招きしての、大変充実した勉強会になりました。


前半は、事前に各PTAからの質問に対してご回答いただきながら、先生方のそれぞれのご認識やご意見を伺いました。意見や考え方の違いが浮かび上がる設問もあり、複雑な課題であることが理解できました。



また各PTAのもつ会則や設問の前提条件の違いで、答えが変わることがありました。◯Xでありかながら、実際は△になるものもありますが、その理由はさすがは弁護士の先生方ですので、合点がいくものばかりでした。



後半は「いじめ防止対策推進法」の概要説明をいただきました。法改正が重ねられて、現状の「いじめ」の定義が広いことやその認識が十分に広がっていないことを共有しました。学校や保護者の役割についても整理することができた法律解説でした。


質疑応答も活発に行われて、各校の悩みや課題がいろいろと分かりました。同時に小P連の地区ごとにPTA会長や役員の交流や助け合いを進めていく必要性を感じました。助け合いの下地となる交流機会がコロナ禍で減少しているのかもしれません。



あっという間の3時間半でしたが、熱心に聞いていたので、流石に脳もショート気味でおしるこ(糖分)を欲していました。教えていただいたことを生かしてより良いPTA活動に繋げていきたいと思います。佐藤先生、澤田先生、高辻先生、ありがとうございました。


校長会、中P連、OB会の役員の皆さんとも一緒に学ぶことができました。ご来場ありがとうございました。