台風2号の影響で各地で水災害の懸念が高まっております。板橋区では、本日午前中に、荒川破堤を想定した水防訓練が予定されていました。消防署、消防団、区職員、民間事業者が雨の中、災害時の指揮系統や水防工法を披露してくださいました。







車両の展示も行われましたので、ご説明をいただきました。東京都建設局の排水ポンプ車。北区と板橋区のエリアで1台。都内で14エリア、14台配備。内水氾濫した地域等に出場して排水を行いますと説明をいただきました。





こちらは国土交通省の荒川河川事務所に配備されている排水ポンプ車。こちらは毎分30㎥タイプで10分で25メートルプールの水を排水できるそうです。60㎥のタイプもあります、一級河川の氾濫に力を発揮する車です。



フロート(浮き)とポンプ先端、他に50mホースが4本搭載されています。



東京電力の電源車も展示いただきました。停電している地区に行き、電線に直接配線して電気を流すことができるそうです。こうした車両が活躍しないのがもちろん良いのですが、気候変動によって災害は激甚化していることを考えても板橋区も備えを高めることが重要。


防災士として積極的に学び、必要な備えを啓発していきたいと思います。雨の中、早朝より訓練お疲れさまでした。