会派視察にて、静岡市役所に伺いました。こちらでは、市の児童相談所内にNPO法人である静岡市里親家庭支援センターが入り、里親会と共に3者が連携して里子の支援をしています。
私は、特に静岡市の里親家庭の状況について伺いました。養子縁組里親と養育里親を希望するご家庭の動機はちょっと違って、ごく簡単に言えば前者は子供が欲しいという理由で、後者は社会貢献だと、説明を頂きました。
里親になることは、簡単なことではなく、希望をしていたご家庭も説明を受け、理解が進むと1/3程に数が減りますと伺います。発達上の障害や困難を抱えた子供もたくさんいます。
それでも、理解が広がり、里親希望者が確実に増えている静岡市では、里親になったあと孤立させない支援体制や里親カフェを設置して広く周知活動を続けてきたこどが功を奏しているようでした。
先進的な取り組みを学びました。地域社会の理解は地道な努力を続けていくしかないようで、できること、見習えることを進めていきたいと思います。学んだことを板橋区に持ち帰り、生かしていきます。