1945年、41歳の原民喜氏は、郷里の長兄の家に身を寄せており、爆心地から約1.2km離れた生家のトイレで一命を取り留めます。詩人であり、作家であった原民喜氏は、直前直後の広島の惨状を描写して後世に伝えています。語り部が高齢化する中で、8月6日午前8時15分、原爆投下の惨状を伝える貴重な作品が「夏の花」になります。

青空文庫で読書可能です。10分もあれば読み終わる分量です。リンク先からご覧ください。物語に何度か登場する饒津公園(にぎつこうえん)の位置は、Google MAP上の赤い印の位置あたりです。


第77回広島平和記念式典をテレビで視聴し、黙祷を捧げました。平和な世界のために、微力ながら貢献して参ります。