三井不動産の巨大な物流倉庫が舟渡4丁目にできるということで、スケールが同様の既存倉庫を会派で視察してきました。

南船橋駅から徒歩10分にある「MFLP 船橋」、昔、ドーム型の人工スキー施設「ザウス」があったあたりです。7階建て3棟と共用施設が備わり、敷地面積は、およそ20万坪。板橋にはこのうち1棟程のスケールのものができます。約7万坪。





三井不動産のノウハウを活かした最新の街づくり型の物流施設であり、ロジスティックスパークとして従業員用のカフェ&託児所、近隣住民も憩う公園設備もあります。従業員は女性比率が高いのも納得の居心地の良い施設でした。

 商業施設のような快適なエントランスホール、ラウンジ、屋外テラス、広場もある一方、人感LED、ソーラーパネルなど環境にもテナント企業にもメリットのある設備が備わります。BCP対策も伺いましたが、船橋市との協定によって災害時の避難所としての活用が約束されています。

人とモノの情報集約をし、スペースの効率化の実現を売りにしていて、2012 年にロジスティック事業を始めてから 10 年間 で53 物件(37 物件竣工稼働)が動いています。船橋MFLPでは、約5000人の雇用を生み出していると伺いました。地域経済への貢献が期待されます。

業界トップのセキュリティ設備や BCP 対策、各種トップレベルの認証、SDGsやRE100に配慮した再生可能エネの活用。特にラボで拝見した最新の倉庫内の機械化や自動化の一連の流れには大変に関心を持ちました。入庫と出庫をフルオートメーション。ロボットが分類して、ロボットが選択して積荷を作ります。

本日は、板橋区とも関わりが深くなる三井不動産、日鉄興和不動産の皆様にアテンドを頂きました。また現地視察でスケール感や検討課題も分かりました。貴重な機会を頂き、ありがとうございました。