都市計画審議会、先日開催されましたが、内容を書き起こせなかったのメモしたいと思います。

第192回の都市計画審議会、委員の私も出席しました。議題は3つ。1つは、「舟渡4丁目南地区に係る都市計画について」、です。大規模な物流センターができる約12.6ヘクタールに都市計画をつくり、荒川水害に備えて垂直避難場所として民間事業者に協力を求めていくというもの。資料は5点。

計画に特に問題はありません。但し物流倉庫ができますので、交通量の変化や渋滞や路上駐車の発生、騒音や振動や事故への懸念など、予想する課題については注視しています。

「東京都市計画住宅市街地の開発整備の方針について」では、都市計画法や大都市法に定めるこの東京都の「方針」が令和4年度に変更されるので、区の審議会にも原案の報告を受けました。新規に追加された4件、変更5件、削除4件。削除は全て公社住宅建替事業の完了によって、でした。簡単に言えば、東京都の資料の確認です。半分は地図、半分は字の細かな新旧対照表でした。

最後に「清水町・蓮根町周辺地区での新たな防火規制区域の指定について」では、同地区の建築物の耐火性能をあげるために、どのようにルールを変えるかが報告されました。簡単に言えば、今までは木造も建てることができましたが、これからはダメ。準耐火建築物にして下さいとの内容です。

木造密集地域を解消して、町の安全に理解をしつつも、寺社仏閣など木造建築物についても例外がないと答弁されたので、文化的、歴史的な景観を守る観点から、今後の課題として検討を求めました。例えば、同地区には枝垂れ桜で有名な南蔵院があります。今後の建て替えは、困らないでしょうか。

以上、資料を見返して簡単にメモしてみました。