「ちきゅうに へいわを すべてのひとびとに やさしさを せんそうは もう まっぴら」、これは、レオ・レオーニ作の「あいうえおのき、ちからをあわせた もじたちのはなし」の一節です。

中央図書館でご覧いただける平和や戦争について考えるための絵本数冊をご紹介します。どれもお子さんと一緒にお読みいただける絵本です。私は小学校の図書館で読んだ「かわいそうなぞう」が心に残っています。

絵本の良さは、読み手によって深い解釈もできるところかなと思います。連日報道されている目を覆うような惨状からではなく、幼児や子供にある良心から平和や戦争について感じることができるのではないか。できたら良いなと思っています。


「あいうえおの き」レオ・レオニ作

「かわいそうなぞう」つちや ゆきお作
*中央図書館にはありませんでした。

「おとうさんのちず」ユリ・シュルヴィッツ作

「ぼくがラーメンたべてるとき」長谷川 義史作

「せかいでいちばんつよい国」デビッド・マッキー作

「ちいさなへいたい」パウル・ヴェルレプト作

「へいわとせんそう」たにかわ しゅんたろう作

「子どもたちの日々」飯沢 耕太郎作
*中央図書館にはありませんでした。

他にもたくさんあるかと思いますが、もしおすすめがあれば教えて下さい。



中央図書館内には絵本館が併設されていまして、こちらでは世界中の絵本を読むことができます。一部は日本語訳の絵本も配架されています。ウクライナの絵本も、ロシアの絵本もあります。ご紹介したレオ・レオーニのお話の終わりは、芋虫の背中に乗ったもじ達(平和を訴える文章)が行く先が示されるのですが、時勢にあっていてハッとしました。良ければお手にとってみて下さい。



*蔵書検索もトップページからして頂けます。
*地下に駐車場も8台分あります。