今日は終日、本会議場でした。代表質問と言って、4人以上が所属する会派の幹事長が代表して、板橋区に対して質問をします。板橋区議会は46名の議員がいて、該当する会派は4つ。したがって4名の幹事長が登壇し、会派人数によって割り当てられた時間内で行います。自民党会派は約80分でした。

普段、私を含め議員が行う一般質問とどこが違うのか。簡単に言えば、「重み」でしょうか。昨日は、区長の施政方針演説が議会で行われ、来年度の区政の展望が示されました。それに対して、会派を代表して意見を述べ、質問を重ねます。私たちの会派は16名いますが、幹事長は年度最後の大仕事という緊張感を抱きます。

内容はどんなことを質問しても良いのですが、方針や決意、俯瞰した大局観とかを聴くのも、代表質問だと「重み」を感じます。また広く政策全般を質問するのも特徴的です。財政見通し、街づくり、災害対策、教育、子育て支援、高齢者福祉、障害者施策、文化振興、産業支援、行政改革、と言ったように。

具体的な施策への質問は、各会派や幹事長のカラーがでます。代表して発言をしつつも、自身の想いのある施策を訴える好機でもあります。総花的な質問より、こだわりのある提案が論理的に説かれると、新たな視点を頂いたと感動します。なるほどと。

するとその視点や課題について、他の議員からも後日質問が行われて、議論が深まったり、活性化したり、行政も柔軟に採用したりします。

本日はもっぱら聴き役でした。傍聴席にはメディアが入り、撮影が行われていたようです。板橋区議会では珍しいことです。なんででしょうか。

来週は来年度の予算審査が行われますが、やはり予算委員長ということで聴き役が続きます。しかと傾聴させて頂きます!