文教児童委員会、昨日に引き続き、今日の次第は以下でした。

  1. 議案審査 議案第16号 東京都板橋区子ども家庭支援センター条例の一部を改正する条例
  2. 報告事項
    (2)文教児童委員会関係組織改正について
    (3)教育委員会の動きについて
    (4)令和2年度教育委員会が行う点検・評価の結果に関する報告書について
    (5)板橋区立小中学校不登校児童生徒増加対策プロジェクトチーム(PT)活動報告について(第2回)
  3. 調査事件について
    児童福祉、学校教育及び生涯学習等の区政に関する調査の件
  4. 閉会宣言
1.について。令和4年度にオープンする児童相談所や一時保護所(子ども家庭総合支援センターという名称)を見据えて、24時間365日の電話相談窓口を設けて、様々なSOSを支援へと結びつけます。場合によっては警察に通報もあります。そうした体制を民間事業者を活用して整え、区役所との役割分担を図ります。そうした経緯から提出された議案が議案第16号です。より多くの相談が受けられるようになります。原案に賛成をしました。

2.(2)について。1人1台の小中学生へのタブレットPC貸与に伴い、GIGAスクール構想の担当係ができ、2名の職員配置。ITに長けた若い職員がバリバリとPC管理やクラウドを切り盛りし、課題を解消していくことが期待されます。児童相談所設置準備担当部長も新設。これまで議会で取り上げてきた通り、児童相談所施設長経験のある外部人材がその経験や知見を生かし、残り一年に迫る開設に手腕を発揮されます。これは要望通り、期待通り、実現されて良かった。もちろん、これからも大事。

2.(4)について。報告書は、外部評価委員として小P連会長、中P連会長が評価に加わりました。教育委員会の24事業についてお昼を挟み6時間もかけてです。事前に十分な事業説明ができたか、評価を行う時間は妥当かを問いました。誰だって1日にできる範囲の事はあります。24事業も詰め込まれたら、パンクしますよね!ということで、課題がありませんかと疑問を伝え、来年からはやり方を変えると答弁がありました。

2.(5)について。PT立ち上げから22回も会合を重ね、支援や相談メニュー、居場所づくりへ示唆、タブレット端末やIT技術を活用した授業参加、不登校児童生徒のための期待できる内容の報告がありました。しかしPTは解散すると答弁がありました。SDGs、DX(デジタルトランスフォーメーション)の区の重要政策のど真ん中だから、ぜひとも力を入れてやって下さいと懇願しました。引き続き注視し、対策が動いているかチェックしていきます。命懸けでやります。

文教児童委員会前に、行われた予算調査特別委員会では、8号補正予算(ワクチン補正予算)が全員の賛成を持って可決されました。さあ、予算の裏付けができましたので、医師会や事業者との契約等、さらにワクチン接種体制が進みます。情報発信、相談体制も欠かせません。