川崎市殿町国際戦略拠点「キングスカイフロント」内にあるホテル、東急REIホテル(The WAREHOUSE)に宿泊しました。千葉県にある区立天津わかしお学校に長男を送り届けるために、負担軽減も目的にしましたが、水素をエネルギー活用している世界初のホテルであることに魅力を感じ、選びました。


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The WAREHOUSEは、羽田空港の対岸・多摩川河川敷に誕生した、まったく新しいスタイルの商業施設です。ここでは「遊び」「働き」「泊まる」ことができ、しかもそのすべてで、いままでにない体験をもたらします。多摩川河川敷という自然豊かな環境と、川崎の地が育んだ歴史がリンクして生まれたThe WAREHOUSEから、新しいリバーサイドライフがはじまります。(HPより)

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川崎市としては、臨海部の殿町地区を健康・医療分野における世界最先端の研究開発エリアとして再開発をしています。羽田空港に近く、「公益財団法人実験動物中央研究所」や「国立医薬品食品衛生研究所」「公益社団法人日本アイソトープ協会」「ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社」との連携の可能性を打ち出して、企業の誘致を探っています。



ホテルは、リーズナブルでありながら快適でした。営業から2年しか経過していませんので全体的に綺麗ですし、都会的なデザインでロビースペースは打ち合わせにも使えそうな広い空間。しかし、コロナの影響は深刻で、羽田の国際化やオリパラ開催で見込んでいた観光客やビジネス客は皆無な状況。ホテルのせっかくのスペックが、勿体無いくらいの客足でした。

このエリアは、周囲を歩くと老朽化した工場も目に着きますが、研究所やオフィスと思われる建築中の建物も見られました。稼働している工場の夜景は、近年観光資源としても注目されてきました。困難な社会状況の中で、川崎市の臨海エリアの計画がどのように変化していくのか注目し、板橋区の街づくりにも生かせること学びたいと思います。


そして息子は、再び今日から天津わかしお学校にお世話になります。