令和2年度一般会計補正予算（第4号）が本日、審議されました。国第2次補正予算「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」の成立を受けて、歳入相当分についてコロナ禍に求められる事業の速やかな実施に必要な経費が示されています。
では、いくら板橋区に入ってくるかと言うと、約14億6900万円です。予算上の歳入合計は、財政調整基金（板橋区）からの繰り入れ額約2億6千万円をプラスして、17億3千万円になります。この金額についての使い道を、企画総務委員会で審議し、本会議で可決しました。
予算の使い道（歳出内訳）について、概要を列挙します。
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①総務費（文化・国際交流推進経費）「アーティストバンクいたばし」の登録アーティストからの動画を募集し、採用者には支援金10万円を支給。
○1500万円
②福祉費（臨時福祉商品券給付事業経費）低所得者（住民税均等割非課税者・生活被保護者等）に対し、1あたり1万円の区内共通商品券等を配布。
○12億5700万円
③福祉費（人件費）上記にかかる人件費
○274万円
④衛生費（新型コロナウイルス検査・医療体制等支援事業経費）新型コロナウイルス感染症患者入院病床を整備する医療機関への整備費助成に要する経費追加（100床を見込んで130床に拡充見込みができたのでプラス30床分）。
○900万円
⑤産業経済費（商工業振興経費）キャッシュレス決済利用により、20%還元を受けられるキャンペーン実施。いたばしバル事業の仕組みを生かしたプレミアムバルチケット販売。
○2億8769万円
⑥産業経済費（人件費）上記にかかる人件費。
○180万円
⑦教育費（要保護及び準要保護児童・生徒の保護者に対する就学援助費）家計が急変した児童・生徒の保護者に対する就学援助の特例認定の実施。
○3435万円
⑧教育費（私立幼稚園等助成経費）私立幼稚園の臨時休園等による幼稚園預かり保育の収入減に対し、利用料及び運営補助の収入減相当額の助成。
○1479万円
⑨教育費（私立幼稚園事業経費）上記に関する人件費相当分。
○421万円
⑩教育費（事務諸経費）区立中学校の就学旅行、スキー教室等の宿泊事業中止で生じるキャンセル料等を返金するための口座振込手数料。
○2170万円
以上の歳出合計額17億3千万円となります。
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