甲子園の名勝負。野球にさほど詳しくない私でも、いくつも思い出に残る試合があります。熱狂をしてきました。

松坂大輔投手を擁する横浜高校が延長17回、PL学園を破った1997年の準々決勝や、斎藤佑樹投手と田中将大投手が投げ合い、再試合までもつれた2006年の決勝戦、私にとっていつまでも記憶に残る試合がありました。

また、一塁ベースにヘッドスライディングをして涙と泥でぐちゃぐちゃになりながら、仲間に引きずられるように整列するゲームセットの瞬間や堅守や声援で仲間を盛り立てる選手の姿にも言い表せない感動をもらいました。今年も開催をされていれば、多くの方々がその姿に勇気づけられた筈でした。本当に残念です。

甲子園は、地方大会から多くの選手が目指す場所であり、目標だったはずです。生きがいだし、生活の全てと言っても言い過ぎではないくらい。選手の皆さんの思いを想像すると悲しいです。終日、想い巡らせていました。

コロナによって、苦しい連鎖が続いてしまいます。寄り添い、支え合って、日々に臨みたいと思います。