板橋区内中学校の英語の授業公開に伺いました。「読み解く力に関する授業」とテーマが設定されて、頂いた学習指導案には緻密な内容がびっしり書かれていました。

練られた計画と現場で起きていることのギャップを感じました。生徒の理解にバラツキがある中で、生徒同士の対話に進み、正解が示されないまま、授業が終わってしまった印象。

コミュニケーションが大切で、文法は後回しって言うわけでもなく、これまで習ったことを踏まえてなのかな、と感じます。先生の指示をこなせていない様子も散見されました。

これから板橋区ではAI研究で有名な新井紀子教授(国立情報学研究所・社会共有地研究所センター長)の力をお借りして、読む力を鍛えていく方針です。課題を感じた視察でした。ただ、1つの授業だけの印象にすぎません。引き続き注視していきたいと思います。