全国市議会議長会研究フォーラムに出席しています。第2部パネルディスカッションでのパネラーの意見(一部)のメモです。
【今日一番、納得して印象に残った意見】
1.江藤俊昭氏
(山梨学院大学法学部教授)
「計画体系化条例」なるものを制定。議会はもしくは議員は、たくさんの計画にタイミングよくコミットしていくことか現実的に難しい。
行政に多種の計画を体系化させて、適宜進捗を報告することを義務付けるような条例を制定してはどうか。
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【議会と住民の距離を縮めるには?】
2.今井照氏
(公益財団法人地方自治総合研究所主任研究員)
自治体政治の総量を上げる。議員数×時間=自治体政治の総量。議員定数を減らしていけば、より総量が減り、本来期待されている役割が果たせなくなる。
若者が、政治から距離がある理由に争いが嫌い、苦手なこともあるのではないか。若い人に論争、揉めることの楽しさを知ってもらう工夫も必要。
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3.小林紀夫氏
(宇都宮議会議長)
議員との距離を考えたとき、選挙のあり方や制度を変える手段もあるのではないか。例えば、大選挙区の解消が挙げられる。
人が選べる限界は、選挙で1人を選ぶとき10候補以内という説がある。60人や多数から選ぶのは難しさがある。
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4.神田誠司氏
(朝日新聞大阪本社地域報道部記者)
住民に議会に興味を持ってもらうには。目に見える成果を出して、市民に訴える必要がある。報告会や公聴会などを開催して、住民から吸い上げた意見を練り上げて政策に結びついている事例がある。
議会だよりを変える。ただし、ネットよりは紙ベース、改善の余地がある。
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参考になる多様な意見を得ました。議会改革に生かしていきます!