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板橋区立成増ヶ丘小学校、5年1組の授業を視察させて頂きました。平成30年度より、「道徳」の教科化を完全実施することに伴い、「考え、議論する道徳」の授業を拝見しました。

授業は、川田主任教諭が2年間、実施してこられた成果ということで、素晴らしい内容でした。「門番のマルコ」という話を用いて、国王の定めた「開けない」ルールを門番が破るべきなのか、守るべきなのかを考え、対話をします。自分の考えをまとめ、同じ意見の人と深め、違う意見の人から学びます。

電子掲示板で話のあらましを確認し、ワークシートに自分の意見を書き、赤と青で視覚的に「開ける」と「開けない」を分かりやすく意思表示し、先生が多様な意見を的確に板書し、スタンディングでディスカッションを重ね、オープンエンドの話で深い対話の機会を見事に作り出していました。

感動しました。子供たちは生き生きと率先して議論をし、手を挙げ、意見を次々と発表しました。この川田教諭のレベルが板橋区内の学校で展開されれば素晴らしいと思いました。ご一緒した教育長も多くの教員に観てもらうようにするといっておられました。

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