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31日、平成29年度第4回板橋区土地開発公社、土地評価審議会を開催しました。

今回、土地購入について公社から諮問されたのは2項目。1つは、燃え広がらない街づくりのために進められてきた道路幅の拡幅のための土地購入。建物のセットバックされ、延焼を防ぎ、消防車両の通行が容易になります。

もう1つは、旧粕谷家住宅の散水設備のための隣接する土地購入です。都の文化財指定を受けるにあたり、木造家屋を24時間、火災から守るため必要な設備を設けます。裏手の一角の土地を購入し、散水機と勢いよく水を出すためのポンプを設置します。

目的の妥当性を判断します。さらには、買取り価格の妥当性を判断します。買取り価格は、以下の手順で計算します。

①公示地価格から、時点修正(公示地価格が設定されてからの時間経過による価値の修正)を加えて現在の公示地価格を設定します。
②購入予定の土地に近い適切な場所に規模100㎡の標準画地を想定し、標準画地と公示地の土地の条件を比較し、条件の違いを修正します。違いを反映させて標準画地単価を計算します。
③標準画地単価と買取地を比較して、画地の条件の良し悪しを反映して、買取り価格を算出します。

さらに建物所有者に対して移転費など損失補償費も支払われることが報告されました。審議の結果、諮問のとおりに土地を取得することが認められ、閉会しました。

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