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2.新中央図書館と教育科学館について
(1)「絵本のまち」
東京オリンピック・パラリンピック2020年に整備される図書館として、「絵本のまち」のイメージを掲げ、ボローニャ市から寄贈された世界86か国、絵本2万6千冊をアピールするのは納得感のある整備方針であると考えます。
ただし和書ではない、外国語の絵本を読み聞かせる親子の姿はあまりイメージできません。図書館では和書が読みやすくないといけないと考えています。また、絵本を必要とする親子は、板橋区内のあちこちにいるということからも、各地域図書館にこそ、親子で過ごしやすい絵本のコーナーが必要であると思いますので、是非地域の図書館とともに「絵本のまち」を実現頂きたいと考えますが、見解をお示しください。
また、和書と洋書の配架スペースのバランスも十分に検討していただきたい。これからを担う子供たち、幼児はもとより学齢期の子供たちも落ち着いて書籍に触れることができる環境にすることを要望します。
(2)中央図書館の新たな価値
(前略)メディアから日々、大国の大統領の乱暴な言動が伝えられる状況においては、若い親世代、未来を担う子供たちへの悪影響が心配されるところであります。板橋区としても、改めて平和についての探求と発信を深めていかなければならない時かと感じます。 
平和公園に新中央図書館が東京オリンピック・パラリンピック2020年の開催年に開館予定であることは、偶然の一致とはいえ、意義が深いことです。
競技施設のような施設だけがレガシーでは当然ありません。グローバルにつながり、尚且つ日本の、東京の、板橋の「価値観」を世界に誇れる施設するという壮大な夢があってもよいのではないでしょうか。区長は、当初予算のプレス発表において平成29年度予算案を<新たな価値を生み出す「未来創造戦略」実行予算>とテーマを掲げておられます。
新たな価値をつくる図書館、未来をつくる図書館、「この図書館がなければ今の私はなかったと影響を与えうる図書館」、これから100年の構想が必要だと考えます。「新たな価値観」を新中央図書館が発信するべきと考えます。区の見解をお示しください。