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一般質問の内容、つづきです。
1.教育について(教育予算、不登校対策、教育ICT)
(4)不登校改善重点校
文部科学省の調査によると、不登校に直接なったきっかけとして「学校生活に起因」36%、「家庭生活に起因」19%、「本人の問題に起因」35%、と分類されています。分析では、不登校になる背景は様々な要因があり、また複合的な要因の場合もあり、特定することが難しいとされています。義務教育課程での何らかのつまずきが、不登校さらにひきこもりとなり、後の人生にまで大きな影響を与えてしまう場合があります。(中略)「将来の社会的な自立に向けた支援」が大切であります。
不登校対策が盛り込まれている「いたばし学び支援プラン2018」の実行に期待しています。平成29年度は、不登校改善重点校として小学校2校、中学校3校を指定するとあります。どのような取り組みを行っていく予定であるか、また今後の不登校改善への取り組みについて方針を伺います。
(5)不登校対策の推進、「家庭教育支援チーム」不登校が長期化することで、生徒児童本人はもとより、家庭が孤立し、支援の時期を逸して長期化してしまうことがあります。板橋区に留まらず、若い労働力が長期間失われるという点で将来の日本にとっても大きな痛手であります。不登校や、もしくは不登校につながる長期休暇がみられる対象者に、適切な支援、困難ケースには相応の機動的かつ柔軟にサポートするチーム体制が必要です。以上の観点から、板橋区の「家庭教育支援チーム」がいつでも義務教育課程や社会生活に戻れる状態を保つような支援していくことを期待します。平成30年度が「チーム」を発足し、教育に関する情報提供、学習機会のコーディネート等を行う計画です。現在の進捗状況を教えてください。

(6)デジタル教科書
英語科のデジタル教科書を中学校全学年で導入したことを評価しています。(中略)現場でデジタル教科書を使用されている先生方の声を伺ってみますと、使い勝手がよく授業に手ごたえがあるので、継続使用を希望される声を多く頂戴します。
今後も効果的にICT教育を進めていくために、小中学校の国語、さらには社会、理科と導入教材の拡大をするべきです。区の方針を伺います。