「TUTAYA図書館、佐賀に」

(小見出し①)

「開館延長/ポイント付与」

(小見出し②)


「カフェでくつろぎながら14万冊から選書できるカルチャア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営する『代官山蔦屋書店』(東京・渋谷)そのノウハウを生かした市立図書館が来春、佐賀県武雄市に誕生する。図書館カードの代わりにCCCのポイントカード『Tカード』も使える図書館を巡り、人口5万1千人の温泉町で熱い議論が沸き上っている。(記事より引用)


「武雄市は18日、臨時市議会を開き、市立の『武雄市図書館・歴史資料館』の図書館部分の管理・運営を委託す指定管理者としてCCCを選定。来年4月から5年間、計5億5千万円で契約を結ぶことを決めた。」

記事より引用)


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地方自治法第10章244条の2(公の施設の設置、管理および廃止)「必要があると認めるときは、条例の定めにより指定管理者に管理を行わせることができる」(3項)


地方自治法が改正されて、多くの自治体で指定管理者制度の導入が進んでいます。板橋区においても身近なところで「ふれあい館」、「あいキッズ」、「体育館」など様々な施設の管理を委託しています。法改正から10年が経過し委託事業化も一服感がありましたが、今回、あまり手が付けられてこなかった図書館に大手レンタルチェーンが参入したことで話題となっているようです。


記事によると市長による大ナタで事が進み、年間1億4500万かかっている運営費の1割カットを目標にしているとのことです。武雄市 と言えば、HPをfacebookに移行したりと何かと先進的な取り組みを進めていて注目を集めています。市長は総務省出身の元官僚で行動力、実践力が高く、メディアに登場する機会も増えています。書籍も出されているようなのでどんな考えの方なのか、手にしてみようと思います。