内閣府所管の「有明の丘基幹的広域防災拠点施設」を視察しました。
本部会議室とオペレーションルーム、普段は立ち入ることができない場所です。
本部会議室は、52席、オペレーションルームは186席。
どちらも巨大なモニターが正面に用意されていて、
発災時には、首相官邸などとテレビ会議が可能となっています。
本会議室の様子。
癌研有明病院も同じ敷地内にあります。
搬送されてきた負傷者をトリアージするスペースやヘリポートが設けられています。
首都防災を支える拠点であり、
発災時は臨海地域に現地対策本部が立ち上がります。
現地対策本部長を務めるのは内閣府副大臣OR大臣政務官です。
オペレーションルーム
施設は震災対策、液状化対策を講じているとのことです。
3.11の津波被害を思うとき、
臨海部の防災施設が機能するか改めて検証する必要があると感じました。
施設周辺の液状化が起こった時には施設に人員を参集させるのが困難となり、
適切な人員を配置することができなくなる可能性もあるでしょう。
板橋区においてもBCPを策定するにあたり、災害想定をどこに設けるかが大切です。
機能するBCPが策定には、災害想定の質が高いことが絶対条件になるはずです。