ままならない を楽しむ
子どもが生まれたら、
常に予定は乱されるという現実を受け入れているのが
世の中のお母さん達だと思うのですよ。
私の場合、まだフリーの物書きだから
なんとかなるっちゃなるけど、
会社勤めのお母さん達だと
会社に休ませてくれっていうの、けっこう大変だと思う。
私の友達で、「電話で用件を伝える」ことにプレッシャーを感じるという
人は、8割ぐらいいる。(スイッチ社調べ)
電話でしかも、子どもが熱を出して行かれなくなったと
迷惑をかけるのが辛いよおと悩んでいるお母さん達は、
少なくないと思う。
でも、子どもを育てていると、本当に面白いぐらい、ままならない。
予定通りにいかない。熱を出す。泣き出す。
これはもう、面白いぐらいに大事な場面で決まって、熱を出す。
もうこうなったら、
ままならないのを楽しむより、他ないんだと思う。
「まーた、ままならなくなっちゃったよ-!」
って。
運命のいたずらっこに、いたずらされっぱなしの状態を
楽しむより他がない。
最近では、何かことを起こそうとする時には、
「どう来るかな?」
と、いたずらっこの出方を予想したりする。
いたずらっこめ。
どんな目にあっても、楽しんでやる。