たまごサンド オア ダイ | 山田スイッチの『言い得て妙』 仕事と育児の荒波に、お母さんはもうどうやって原稿を書いてるのかわからなくなってきました。。。

たまごサンド オア ダイ

たまごサンドさえあれば権力はいらない。
そう言い切った私にケンさんは言った。


「よく考えてみろ? AがあればBはいらないって発想はな、
AがなかったらBは必要だってことなんずよ。」

「A、がなければBが必要……?」


「ようするにお前は、たまごサンドがなければ、権力が必要なんだ?
ようするに、お前が欲しいものは権力だ!」


(……私の欲しい物は権力!?)

って、たまごサンドがなければ権力って、
たまごサンド  or 権力って!? アタシは、独裁者か!?


多少なりとも「自分の求めるもの=権力」にへこんだのですが、
それでもたまごサンドのもたらす幸せは絶頂のものであり、
こんな「最高の時」、常に私は「真逆の事態」を想像してしまいます。


「わーい、事故で半身不随とか、なりたくないなー!」

……!!

するとケンさん、

「何で半分で済む気でいるんずよ?」


「えっ?」
「半分で済むと思うな?」
「ってことは、全部?」
「当たりめだ。死だ。」


わー、死にたくなーい



(そんな一日。)