ギャラリー凜  代表 山田聡子 -2ページ目

ギャラリー凜  代表 山田聡子

夫が砥部焼大使になったことがきっかけで、白磁の 砥部焼八瑞窯 白潟八洲彦さんの作品と出会い、魅せられました。
ここでは白潟八洲彦さんの世界と作品、その他、私が惹きつけられた様々な美しいものをご紹介しています。

京友禅は名古屋でも作られていた!!!!!
1983年まで「名古屋友禅」という名は存在せず、京都の問屋さんから名古屋の問屋さんに注文が入り、名古屋で制作されたものが、「京友禅」として全国に販売されていました。

なぜ、名古屋で制作されたかというと、
京友禅の生産が京都だけでは間に合わなかったからのようです。

尾張藩主徳川宗治の時代(1730~1739年)、尾張文化が華やかで、京都、江戸などから各種の職人が行き来し、名古屋にも友禅の技法が伝来したことに由来します。
尾張・美濃は古くから絹織物の産地で、尾張藩の地上産業振興策を奨励していたことも理由の一つのようです。

1983年1月、名古屋にそれまであった友禅の3つの組合が「名古屋友禅黒紋付協同組合連合会」を設立し、
同年4月に「名古屋友禅」「名古屋黒紋付染」として伝統工芸品の指定を通商産業大臣から受け、「名古屋友禅」という名称ができたそうです。

京友禅が華やか、加賀友禅が繊細であるのに対して、名古屋友禅の特徴は渋い色使い。
名古屋地方の質素倹約な土地柄の影響で、色数を控えた単彩濃淡調の「渋い」色使いだそうです。

手法は「手描友禅」と「型友禅」があり、
「手描友禅」は1つひとつ手で描くのに対し、
「型友禅」は友禅模様を型彫りにした型紙を下絵の代わりに用い、絵柄をつけていく友禅染です。
300年以上の伝統を持つこの技術は、昭和58年に国伝統的工芸品の指定を受け今日に受け継がれているそうです。

詳しくは 名古屋友禅の 堀部工房さん  をご覧ください。


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詳しくは http://gallery-rin.net/73245/?p=5&fwType=amb



お手入れについて、着物染色補正の貴伊和さんに教えていただいた内容です。

お手入れ
①衿、袖口、裾などの着汚れ落とし。
②丸洗い(下洗い、丸洗い、仕上げ)
③しみ抜き

しみ抜きには三種類。
a。しみ落とし
 水やベンジン等の溶剤で落ちるしみの処理。

b。しみ抜き
水やベンジンでは落ちず、薬品によってしみを抜く。
(色物はしみと一緒に色も抜けてしまうことがるから、色の補正ができないと「落ちない」と返品されることがあります。)

c。しみ直し
しみ抜きして色が抜けた跡を色挿ししてしみがなかったような状態にする。
または、薬品でも抜けないしみや生地が傷んだり治りにくいために、しみの上に金彩や顔料で柄足しをする。

④洗い張り

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詳しくは http://gallery-rin.net/73245/?p=5&fwType=amb

1月11日(木)13時30分から、
「新しい年に:着物事始め 昌子さんに学ぶ」
を開催致しました。





今日の昌子さんのお着物は、
柔らかい色の訪問着に
十二代藤林徳扇作、美術家名鑑掲載柄の袋帯。
この帯は、十二代藤林徳扇が開発した五大貴石を箔にして0.02ミリに裁断。
その箔を一本の絹糸に撚って緯糸に用い、引箔技法を用いて、宝石の輝きが出るように文様を織りあげられているものです。長寿、愛のシンボル鶴を用い、お使いになる方の長寿、ご多幸を祈って鶴を24金糸、@プラチナ糸のブリリアンカット刺繍してある豪華な帯です。



リメイクされたという袖なし羽織には、薄く綿を入れて温かくし、裏地はピンクの布でリバーシブル仕様だそうです。



喪服は、上質なものが多いのに、殆ど着る機会が無いから、昌子さんは、半身に金加工を施して、紋をデザインのように見せ、オシャレにリメイクされました。
洛風林の帯を合わせて素敵なコーディネイト。



簡単な、昌子流半衿付けの縫い方を教えていただきました。


最後に、染色補正の貴伊和さんが、しみ抜きについて教えてくださりました。
自分で市販のシミ取り液などで手入れできるのは、襦袢まで、
クリーニング屋さんに出していいものは浴衣までが無難なようです。

こまめに手入れをすることが、経費節約に繋がるそうです。




次回は、2月16日(金)15時30分~
名古屋帯を切らずに、安全ピンで作り付けの帯にする方法を学びます。


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詳しくは http://gallery-rin.net/73245/?p=5&fwType=amb&blog=5407

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謹賀新年

砥部焼に加え、工房と二人三脚の形で和服の取り扱いも始めました。
ギャラリー凜が4年目に入る今年、新たな事業にも挑戦します。
本年度も何卒よろしくお願い申し上げます。

一月の催事予定:(要申込)
11日(木) 13:30~16:30 着物事始め。 近藤昌子さんに学ぶ気楽な楽しみ方。
18日(木) 10:30~11:30 藤林徳也先生によるお手元の着物活かし方相談会。
18日(木) 13:00~17:00 藤林徳也先生によるお話会&お着物お見立て会。


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詳しくは http://gallery-rin.net/73245/?p=5&fwType=amb

訪問着 プラチナ150 刺繍 露芝
瓶覗(かめのぞき、藍染めの一番薄い色)
一尺幅に0.015ミリという世界一細い金属糸(プラチナ99.9%)150本を縦に織り上げた正絹生地に、絹糸を用いて植物紋様の露芝を刺繍で表現。着ていただく場面によりプラチナ糸と刺繍が照明で優雅に輝く逸品です。

【露芝文様】芝草に露が降りた状態を文様化したものです。三日月形に描いた芝草に、丸い露の玉をあしらった抽象的な文様は四季を問わず用いられ、桃山時代の能装束にすぐれた作品があります。

詳しくは http://gallery-rin.net/73245/?p=4944&fwType=amb

訪問着 プラチナ150 刺繍 露芝
瓶覗(かめのぞき、藍染めの一番薄い色)
一尺幅に0.015ミリという世界一細い金属糸(プラチナ99.9%)150本を縦に織り上げた正絹生地に、絹糸を用いて植物紋様の露芝を刺繍で表現。着ていただく場面によりプラチナ糸と刺繍が照明で優雅に輝く逸品です。
【露芝文様】芝草に露が降りた状態を文様化したものです。三日月形に描いた芝草に、丸い露の玉をあしらった抽象的な文様は四季を問わず用いられ、桃山時代の能装束にすぐれた作品があります。

詳しくは http://gallery-rin.net/73245/?p=4944&fwType=amb

訪問着 プラチナ150 刺繍 露芝
瓶覗(かめのぞき、藍染めの一番薄い色)
一尺幅に0.015ミリという世界一細い金属糸(プラチナ99.9%)150本を縦に織り上げた正絹生地に、絹糸を用いて植物紋様の露芝を刺繍で表現。着ていただく場面によりプラチナ糸と刺繍が照明で優雅に輝く逸品です。
【露芝文様】芝草に露が降りた状態を文様化したものです。三日月形に描いた芝草に、丸い露の玉をあしらった抽象的な文様は四季を問わず用いられ、桃山時代の能装束にすぐれた作品があります。

詳しくは http://gallery-rin.net/73245/?p=4944&fwType=amb