山田小説 (オリジナル超短編小説) 公開の場

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アメーバブログにて超短編小説を発表しています。
「目次(超短編)」から全作品を読んでいただけます。
短い物語ばかりですので、よろしくお願いします。

自作の超短編小説を公開しております。
目次です。※作品数が増えてきたので十作ずつに分けました。
  ↓
目次(超短編小説)

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 二人の生徒達が下校途中に歩きながら話し合っていた。


  「僕達の親の世代の人間達は幼稚で愚鈍だよね。彼等の普段の言動を観察していると支離滅裂だと感じる場面が多い。僕はプログラミングの授業が親の世代にはなかったから知性が充分に発達しなかったのではないかと推理しているのだけれど、君はどう思う?」


  「プログラミングの授業の有無が人間の知性の発達にそんなにはっきりと影響するのかな?」


  「僕達はプログラミングの授業によって論理的な思考を学習している。しかも、結果を見ながら自らが組み立てた論理を修正するという能力も同時に会得している。これらの思考技術は僕達の親の世代には標準装備されていなかった才能だよ。だから、こうした教育の差異が親と僕達の世代の知性を大きく隔てているのだろうと僕は考えている」 


  「そういえば、僕も親の世代の人間達と会話をする時にはよく違和感を覚えていたよ。僕はてっきり飲酒の習慣が大人の知性を堕落させているのだろうと推理していたのだけれど、プログラミングの授業が影響を及ぼしているのかもしれないのだね。だとすると、僕達が学校を卒業して社会に出れば前例がない変化を世の中に齎すのかもしれないね。世相がどのように変わるのか今から楽しみだよ」