皆様は人生のライフイベント等をSNSで発信しますか?
SNSが普及し出してから
結婚報告出産報告車購入報告家購入報告
細かいことを言い出すと購入品報告。
わしも購入品報告という名のSNS発信をしているので、自分のことを棚にあげて何言うねん。
って感じですが、やはり親しい関係性で
友人のみだけに発信するSNSがどうもどういう気持ちで見たらいいのかわからない時がある。
というのも体験談があって、
友人の少ないわしにも大学で仲良くなった友人がいるのだが
なぜわしなんかと仲良くしてくれるのだ、
というようなクラスで男女共に人気のある
性格よし、見た目よし、スポーツもできるし
悪口もあまり言わないといった人間が出来過ぎている友人ができた。
今だに付き合いがあり、いい関係を保てている。
高校生から付き合っているめちゃくちゃかっこいい彼氏がいるという少女漫画を地で行くような人だった。
だが大学の時に彼女と一緒の時期に米国留学したのを機に彼女はその彼氏と別れたことがきっかけで、
彼女が男性に結構依存する体質であるのがわかった。
そのあと留学中にどこで知り合ったかわからない
かなり年上のイケイケの彼氏と米国と日本で遠距離恋愛が始まっていた。
その頃ガラケーしかなく、わしはノートパソコン越しにSkypeというテレビ電話アプリで彼氏にも会わしてもらったことがあるのだが、
性格はいいのだがなんだかチャラいなあという印象であった。
その印象は的中していて、よく電話で浮気について喧嘩をしていた。
しかしわしの友人はその彼氏にゾッコンするあまりに米国留学を早めに切り上げ帰国した。
わしが帰国し進捗状況を聞くとやはり浮気相手は何人もいたようで破局を迎えていた。
彼女は心底落ち込んでいたのだが、なんせ非モテのわしはこんないい友人なのだから別れて正解だったのでは…と思っていた。
わしは友人が留学中にも国籍問わずいろんな人から好かれていたのを目の当たりにしていたからだ。
そんなことがあり月日が流れ、社会人になった。
いろいろ恋をしている話は、時々会う中で聞いていたが、ある日突然LINEがき、彼氏ができたがしんどい。と連絡がきた。
詳しく聞くと久しぶりにできた彼氏は既婚者だったとのこと。
友人の紹介で知り合って既婚者だったことは知っていたが、付き合っているとのことで
地元の友人には話せないまま隠している状態にも辛くなり聞いて欲しいとのことだった。
その既婚男性は家庭も順調で別れる気配もないし
自分もそんなことは望んでいないが
付き合いが進むにつれやはり自分だけのものにしたいけれど子供のことを思うと泣ける。とのことだった。
非モテのわしはいいアドバイスも浮かばないまま
ただただ聞くばかりだった。
そしてやはりそんな恋はうまくいくはずもなく
その恋も最終的には破局を迎えていた。
その頃には世でいう結婚適齢期とやらにわしらは迎えていた。
わしは友人に当時彼氏がいることは話していたが
なにひとつ面白いことはなくただただ普通のお付き合いだったことと
既婚者と付き合って傷も癒えていない友人に
自分の話をしても失礼?なんではないかということと
最初に言った、あまり自分の話をすることが得意ではなかったので自分の彼氏について言うタイミングがそんなになかった。
そんな頃にわかったその友人の2度目による不倫。
また既婚者と恋をしていた。
彼氏との結婚話が出ていたわしはいよいよなんて言っていいのかわからなくなった。
2度目の彼氏への執着心はひどく、どうやら奥様にもバレれているような雰囲気で絶対離婚してもらう。とまで豪語していた。
わしはそこまでしたいなら突き進むしかないしお金を支払ってきっちりするすかないなあ。
としか言えなくなった。
ただこの時点で友人からのエピソードしか聞いておらず、本当に不倫男が奥様と別れると言っているかも怪しいなあと内心思っていた。
そして恋はここまで人をおかしくするのだと思った。
結論から言うと彼女はずるずると4年間その男に執着し最終的には相手の男に別れを切り出され終わった。
彼女はその男と会うために実家を出、一人暮らしまではじめ、車も購入していた。
と後から聞いた。
なぜ後から聞いたかと言うと、わしは友人がその男と付き合っている間に結婚が決まったが
その友人にどう伝えていいかわからず
グループ何人かで会った時にその話になり
実は…という流れで言ったのだが
わしはその友人とめちゃくちゃ仲がよかったので
直接2人きりの時に伝えたかったのだが
不倫の恋をして傷つきながら泣きそうな顔をして話をしてくる友人に
わしは結婚するねん
とどういうテンションで言っていいのかわからず
その時点で結婚式の目処は立っておらず
いいタイミングがきたら事後報告でもいいかなあ
と思っていたら思わぬタイミングで友人たちに言うこととなった。
それからその友人は驚いたような動揺のような顔をして
早く教えてよ〜と優しく口にしたのみで
そこからその友人とは2-3年ギクシャクした日々が続いた。
なんとなくお互い時間が必要ではないかと思った。
関係性が新たによくなったのは友人がその男との別れの傷が癒始めた時だった。
久しぶりにランチに行った時に
あの時はなんかごめんなあ〜と口にすることができ
今はいい関係になっている。
本当に人間関係とは難しいものであるなあと思い知らされると同時に
あの時は結局わしはどのように振る舞うのが正解だったのか?と今だに思うことがある。
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