日月神示 キの巻 第七帖
物を自分のものと思うのは
天の賊ぞくぞ
皆てんし様の物だと
くどく申してあるのに
まだ分からんか
行が出来て口静かにして貰うと
何事もスラリと行くぞ
行が出来ていないと
何かの事が遅れるのだぞ
遅れるだけ苦しむのだぞ
本日もどうぞ
宜しくお願いします
イエスはガリラヤの海べを歩いて行かれ、シモンとシモンの兄弟アンデレとが海で網を打っているのをご覧になった
彼らは漁師であった
イエスは彼らに言われた
「わたしについて来なさい、あなた方を人間をとる漁師にしてあげよう」
すると彼らはすぐに網を捨ててイエスに従った
また少し進んで行かれるとゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネとが舟の中で網を繕っているのをご覧になった
そこですぐ彼らをお招きになると父ゼベダイを雇人たちと一緒に舟においてイエスの後について行った
彼らはカペナウムに行った
そして安息日にすぐイエスは会堂に入って教えられた
人々は、その教えに驚いた
律法学者達のようにではなく、権威ある者のように教えられたからである
ちょうどその時汚れた霊に憑かれた者が会堂にいて叫んで言った
「ナザレのイエスよ、あなたはわたし達となんの係わりがあるのですか、わたし達を滅ぼしに来られたのですか、あなたがどなたであるか分かっています、神の聖者です」
イエスはこれを叱って「黙れ、この人から出て行け」と言われた
すると汚れた霊は彼をひきつけさせて大声をあげてその人から出て行った
人々はみな驚きのあまり互いに論じて言った
「これはいったい何事か、権威ある新しい教えだ、汚れた霊にさえ命じられると彼らは従うのだ」
こうしてイエスの噂は、たちまちガリラヤの全地方の至る所に広まった
弟子達はイエス様に
招かれてついて行きました
なぜ従って行けたのか
その理由までは
書かれていません
ペテロとアンデレ
ヤコブとヨハネは
それぞれ兄弟で漁師でした
ペテロとアンデレは
声をかけられると
すぐに網を捨てて
イエス様に従いました
ヤコブとヨハネは
父ゼベダイと雇人達をおいて
イエス様に従って行きました
ともに共通しているのは
イエス様を優先している
ことです
自分のことよりイエス様
家族や自分の仕事よりも
イエス様を優先しています
イエス様について行くとは
その覚悟が必要となります
カペナウムの会堂で
イエス様は権威ある者のように
教えられました
イエス様にすべての権威が
あるので人々がそのことを
知るようになるためです
イエス様に従って行かなければ
イエス様のことは知り得ません
また人々は悪霊が
追い出されることで
イエス様の権威を知りました
イエス様に権威がある
汚れた霊でも追い出す力を
持っておられます
イエス様が
どう見えるかが大切です
汚れた立場からは
イエス様が滅ぼしに来たように
思います
汚れた霊に憑かれた人の
立場からは救いに来られた
と思います
それぞれの見え方によって
イエス様の捉え方
掴み方は違います
しかし人の思いや
考え方によらずイエス様は
救いであり正しい方である
ことは変わりません
よってイエス様が
悪く見えたりするなら
人の心が曲がっている
と言えます
悔い改めるのは
いつもわたし達です
毎日が悔い改めの
連続となります
イエス様に権威がある
言って聞かせて行って見せた
イエス様だけが本物なのです
イエス様だけが
手本にして良い教師なのです
イエス様の正しさと
持っておられる権威とに
気づくことが大事となります
イエス様の御国が来ますように
イエス様の御心のままに
なりますように
多くの人々に
祝福がありますように
本日は以上です
ありがとうございました