*注;本記事で言及されている「KO大学・K大」はいわゆる慶應義塾大学を指すものではなく、該当塾を貶めるつもりは毛頭ないので悪しからず。あくまでもフィクション程度に読んでいただければ幸いです。

 

 

 

日本でNo1の私立総合大学であるKO大学

この世に生まれ、大学受験を経験するものにとっては一度は受験を考える大学の一つであろう。果たしてそのなかで人並みの学力でも合格できる学部は存在するのだろうか?

 

KO大にはいくつかの文系学部が存在している。英語では辞書が持ち込み可能で実質歴史一科目受験の文学部。数学はマークセンスだからサイコロ振ればいいので、実質英語一科目の経済学部。英語/数学のみで偏差値詐欺を働いているSFC。小論は日本語さえ書いていれば平均点が取れるため、実質二科目受験の法学部。これらの学部は一科目、二科目だけとはいえども、その分各科目で要求されるレベルは高いのである。「なーんだ、じゅあ勉強できないグズな私はもうKO入れないじゃん。」と思ったそこのあなた、グズでも入れる学部があるんです。(タイトル回収)

 

 

じゃあ何学部が入りやすいんだよ、さっさ教えろよ。

 

 

 

 

 

正解は、、、、、

 

 

 

 

 

商学部です (知ってた)

 

 

 

 

 

え?商Aは英数社の三科目必要だし、河合塾の偏差値表だと65もあって、天下に冠たる義塾の一学部だから世間的には十分難関学部だって?

 

もちろん、数学の能力が著しく低いもしくは私文専願の受験生にとって商Aは必ずしも簡単に入れる学部だとはいえないだろう(英語ができない受験生は私立大学入試でそもそも論外)。しかし、共通テストレベルの英語で7,8割得点でき、数学/地歴で6割程度得点できる受験生にとっては大きなチャンスである。K商がガバ雑魚学部であることは古くから叫ばれ、飽和状態ではあるが、ここで自分の考えも述べていく。

 

K商Aのすゝめ

 

①合格最低点が概ね6割前後であること

各年の具体的なデータをここで提示することはしないが、合格最低点は毎年240/400を前後していて、280/400を超えることはそうそうなかったと記憶している。割合だけで見れば、漢なら誰しもが一度は憧れ、天下の旧三商大の一角をなす神戸大学や日本のアルトハイデルベルクたる学都仙台に位置し、国際なんとか大学に唯一選出された東北大学と並んでいる(割合を比べる意味は全くないが)。明治でも(問題が簡単であるとはいえ)8割くらいは必要であったし、早稲田でも7割くらいは得点しておかないと合格できるかわからない。そう考えると6割だけで受かるというのはK商が穴場学部であることを裏付けているのではないだろうか(本当に最低点と難易度の相関関係があるかは知りません)。ちなみに投稿者は英語160/200,世界史70/100,数学30/100の計260/400を目標としていた。私文は良くも悪くも英語の配点が大きい傾向にあるため、英語が得意であると圧倒的有利である。そのため、私は世界史と数学の2科目で100/200を得点しようという舐めた戦略をとらさせていただいた。(本番は英語でしくじり、英語140/200,世界史70/100,数学20/100の計230/400でなんとか滑り込んだ結果となったのはまた別のお話。)

②問題の難易度もマーチレベルであること

私は明治しかマーチを受けていないが、その時と比べると問題の難易度は肌感的にトントンであるなと思った。英語の速読や語形変化が難しいとほざく限界受験生の方々も存在しているらしいが、正直受験には英語の速読スキルは合格を目指す上で必須であるし、マーチレベルでも記述式の語形変化はあった気がするので、それは受験上位からの逃げの姿勢としか感じられない。本学部は共通テストに毛の生えたような問題が多いため、同対策の延長線上で受かると感じた。英文は速読を磨き、語形変化は文法のお勉強、世界史マークは教科書理解、論述も教科書本文暗記、数学は学校配布の教材か何かで十分対応可能だと思っている(合格者の余裕によるイキリ発言的な側面も含むので受験生におかれましては自分が納得する対策を講じてもらいたい)。

③倍率が低いこと

またまた、私の感想でしかないが(ひろゆき並感)たぶん倍率は例年3倍程度であったと思う。他早慶の学部と比較するとかなーり3倍という倍率は見ない数字であると思う。倍率が低いということは、蹴落とすべきライバルの量も減るわけで精神的負担の軽減につながる安心材料となると思う。倍率が低い癖して合格者数が多いからよっぽど私文カスが増えてるってはっきりわかんだね。

④入試日がバレンタインデーであること

そう、本学部の入試は例年バレンタインデーに行われるのである。pro受験erとして全青春を勉強に捧げた諸君らには全く無縁のイベントが行われる日と本学部の受験日はなんと被っているのである。君たちが毎年のように特定の女性がいないのにも関わらず下駄箱の前でうろうろしたり、机の中をあえて教科書を探すふりをしながら掻き回したり、しまうものも碌にないのにも関わらずロッカーをガッチャガッチャするなどということは本学部を受験すれば回避できるのである。(そもそも受験期なのにV.D.のために登校するのかという議論は置いておいて。)そのため、受験日だったという事実が免罪符として働き、いつもV.D.にコンビニのレジの女性店員から商品(=チョコレート)を受け取る行為を「女性からチョコをもらった」と無様に解釈して友人に自慢する必要がなくなるのだ。(投稿者は高3でもきちんといただけたわけではございますが。)

 

以上

 

 

慶應商学部Aがまだ難関だとおもっている人、ガチで危機感持ったほうがいいと思う。

 

 

 

おまけ

-過去問は2年の夏頃から取り組み始めた月一で一年分くらい消化した(スタートダッシュはよかったが中弛みし、本格的に開始したのは3年2月初頭となってしまい結局23年度分は解いていなかった)

-数学は重要問題集、世界史は一問一答、英語はやっておきたい長文700? 共テ対策だけでもワンチャン狙える感

-数学ができなくて英語と社会だけでねじ込もうとしてる奴は入学後授業で苦労するらしいよ

-旧帝志望は全員受けるべし。受けたら受かる学部

-国立前に合否発表されるから安心感を持てるよ

あと、入試問題が紫色の紙に印刷されてた気がする。ちょっと面食らった

 

 

質問等々があればコメントでぜひ
 

 

やる気があったら次回は早稲田編を投稿します