鹿児島県の家庭教育支援条例の視察。教育庁社会教育課課長、課長補佐、主任社会教育主治。身近な方から子育てを学ぶ機会の減少・地域のつながりの希薄化など、家庭教育を支える環境が大きく変化し、家庭教育の充実支援が重要となっている。


基本的な生活習慣、豊かな情操、他人に対する思いやり、善悪の判断等、基本的な倫理観・自立心・自制心は家庭で育まれるものである。家庭教育が困難になっている家庭への支援は重要で、子供達の健やかな成長に喜びを実感できる鹿児島県の実現を目指す為に条例制定。


親としての学び、親になるための学びを推進するための財政措置を規定しており、鹿児島県負担3分の2、国の補助金3分の1。要望あれば出向いて県政出前セミナーもやる。昨年は2回開催。参加者からは家庭教育の大事さがわかったと好評。観光協会、病院等企業団体へ訪問依頼している。


家庭教育支援モデル市町村に徳之島町。出生率3人と高く、支援員活発な活動。教員OBや教育委員やってる方多い。子供世代を何とかしたいと、アイデア練ってサロンや講演会やっている。課題はまだまだ家庭教育の大切さを知らせられていない。必要な子供との触れ合い。保護者も家庭教育の必要性理解。


孤立している保護者を見守りの中で育てていこう、子供の成長支えようと頑張っているが、まだまだ浸透していない。鹿児島も教員の成り手不足で小学校教諭の試験は1.1倍。鹿児島大教育学部出ても、教員にならず、民間就職多数とのこと。

学校教育・家庭教育・社会教育が三位一体となって進める必要が大事