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少しだけ頭の中が動き出したので

記録として残させて頂きます



このブログにも時々登場させて頂いた

愛猫みくが、先日虹の橋に旅立ちました



まだ5歳

お別れはまだまだ先だと思っていました





GWに入る少し前

あまり食欲がなく

鳴き声が擦れて元気がなかったので

風邪でもひいたのかな?と思い

念のためインターネットで動物病院を探し

タクシーで受診に向かいました



話は前後しますが

今年の3月に家と車を売り

職場のある市内にアパートを借りて

引っ越して間もなかったので

その動物病院に訪れるのも初めてでした



先生はみくを一目見るなり

爪の根本も歯茎も白いので

貧血の可能性がある

血液検査をしましょうと言いました




そして




診断の結果は白血病でした




「先生、それって命に係わるんですか?」

頭が真っ白の私に

先生は「もちろんです」と静かに言いました


猫の白血病には根本的な治療方法はなく

ステロイドで延命治療をしても

あと半年、持って一年あるかないか・・・

みくの赤血球には血液細胞を壊すウィルスがいると

顕微鏡を見せてもらいました

そのウィルスを退治するお薬と

お薬を飲ませる為の水を口に注入する

注射器のような器具を渡され


みくを抱っこして病院を出た私は

何も考えられず

アパートまでみくを抱いたままとぼとぼと

歩いてアパートへ帰りました




それから毎日

朝と夜

お薬を飲むのを嫌がるみくを

力づくで抱え込み

手や足を爪で引っかかれ噛まれながら

血を流し

涙を流し

なんとか治ってほしい一心で闘いました



それでも日増しにやせ細り

次第にトイレにすらうまく行けなくなったみく


何か食べられる物はないかと

スープや柔らかいおやつ、カニカマ

いろんな物を探し回ったけれど

匂いは嗅ぐのに食べない

なのに玄関の砂ばかり必死で舐める・・・

先生の話だと

貧血の猫の典型的症状だそうです



そして次第に家具の後ろや部屋の隅っこ

ベッドの下などに

身を潜めるようになりました


まるで自分の死に場所を探しているかのようで

でも狭いアパートにみくの隠れる場所など

あるはずもなく・・・



あまりにも様子が急変したので

先生に相談して血管に直接栄養を流し込む

皮下注射での延命を申し出たのが

4月26日でした


5~6時間病院に預けて

その間ゆっくりと点滴を受ける治療です

初日の夕方迎えに行くと

注射針を抜く時に先生に抵抗したと

少し元気になったようだと嬉しそうに話して下さり

私もホッとしてアパートに連れ帰りました




ところがその夜

水を飲みながら目を閉じたり

どんどん目が虚ろになっていき

ヨロヨロと家具の後ろに隠れたまま動かないので

いたたまれなくなってベッドの上に運び

体温が明らかに下がっているようなので

毛布に包み抱きしめた後

同じ目線になるようにベッドに屈み込み

みくに話しかけました


「みくちゃん、今まで本当にありがとう

お母さんみくちゃんの事大好きだよ

みくちゃんのお陰ですごく幸せだったよ

だからもっともっと一緒に居たいの

頑張ろうよ・・・」



そんな事を延々語りかけていると

2度だけビー玉のような綺麗な瞳を

パッチリ開けてくれました

そこには私の姿が映っていました


「みくちゃん、お母さんが見える?

綺麗なお目々見せてくれてありがとう」






その翌日、みくは病院で息を引き取りました

いつも持ち歩いている携帯を

その日に限って忘れてしまい

病院からの連絡を知らないまま

迎えに行った時には既に冷たくなったみくがいました



そもそも、白血病はウィルス性のものらしく

完全室内飼いだったみくはおそらく

母親の胎内から感染していたのだろうと


普通は生後すぐに発症して

1ヶ月も待たずに亡くなってしまう恐ろしい病気だとの事


それが5年間も元気でいられたのは

元の家の環境が合っていたんだろうと



私が人間のエゴで

みくと離れたくないからと

こんな知らない場所に連れて来て

しかも夜遅くまで独りぼっちにさせてしまって

そのストレスが病気を発症させる引き金になってしまった


それなのに

最期のお別れすらできなかった




なぜ、携帯を取りに戻らなかったんだろう

なぜ、引っ越しなんてしたんだろう


なぜ、なぜ、、、

そんな思いばかりがグルグルと巡っています




これまでも祖父母や親戚を

何人も見送ってきたけれど

こんなに悲しい別れは初めてです

声をあげて泣くなんて

この歳になってもあるんだと

自ら驚き戸惑っています


辛い時じっと傍に居てくれたみく

抱きしめて泣いた時

私の涙を舐め取ってくれたみく


優しくてちょっとおてんばで

甘えん坊な子でした




虹の橋を渡った子は

天国からこっちを見ているそうです


そして、元の飼い主と目が合うと

その人のもとへ生まれ変わって来るそうです


これからはしょっちゅう空を見上げようと思います








過去に家族を失った方が

これを読んで辛い気持ちを

思い出してしまったらごめんなさい


長い「記録」を読んで下さりありがとうございました