朝散歩 | ローマでお散歩

ローマでお散歩

ときどきローマ在住で、気まぐれ生活を送る私の、ガイドブックには載っていない、素敵なイタリア〈ローマ〉や
日本での生活、イタリア料理などをご紹介します。

私。
寝るのがめっちゃ早い。
夕食後、
やる事もないし、
出かけ所もないし、
誰も遊びに来ない時は、
気がつくと
10時頃には夢の中だったりする。

それでも、
真夜中3時くらに起きて、
同居人とスカイプで会話したり、、、

そんな生活が
当たり前だったんだけど、
あの野郎、、、
誕生日が終わった途端に、、
また、
既読無視が続いてる。

ま、
今までも、
そんな事はちょいちょいあること
だったんだけど、、、

だんだん、
夜中に起きるのが面倒くさくなった私。


頑張って、できるだけ長く寝て
時間つぶし、、、
したいんだけど、
どーしても
5時半くらいには目が覚めちゃう。

忙しくて寝る暇もない、、って方には
申し訳ない言葉だが、
寝るのも疲れるんですわ。


TIME is MONEY.
永年勤めた会社を辞めた時は
自由の時間が欲しかったけど、
自由の時間が
こんなに有り余っている時には
自由に羽ばたくお金がない。


世界一周旅行とか、、、、
なんかしたいこといっぱいあるんだけどさ、、、


やっぱり、
TIMEもMONEYもほどほどがいいね、、


そんな訳で、
最近始めた、、
お金のかからない、一人遊び!


それは朝から
ウォーキング。


珍しく
近くの銀行まで歩いた時に
めっちゃめちゃ
カッコイイお兄さんとすれ違った。


こんな所に
あんなカッコイイ人が居るんだ~~。
と、
なんとも、
動機は不純ではあるが、
それ位、
不純なきっかけがないと
やる気にならない私。


たぶん、暑くなったら
即座に挫折するだろうけどね。


我が家は
ウォーキングにはもってこいの
立地条件。
なんでか知らないけど、
めちゃめちゃ沢山の
公園がある。

さらには「健康の道」
と名付けられた
散歩道が迷路のように続いてる。
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この「健康の道」
別名、、「痴漢と泥棒の道」である。

おかげさまで?!
私も両方の被害に遭った。

友達は、
この歳で、
痴漢に会うなんて、
良かったじゃーん!
ってゲラゲラ笑う。

確かに
私の後ろ姿をみて
興奮してくれた
事には、
ちょっぴりだけど
感謝しなきゃ。

だけど、
前からだったら
どうだったのかな??


交番のお巡りさん。

マルグロ←痴漢にアダ名がついている常習犯
女性を見たら
手当たり次第に痴漢する常習犯。

子供だろうと、
年配だろうと、、ほんと困った奴ですわ。

と、さらっと言った。

真面目そうなお巡りさん。
その言葉で、
人を傷つけているとは
気づきもしません。。。。


そんな痴漢道を
朝6時から歩き出し公園についた。

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昨日の公園とは、
またちがう、
明るい風が流れていた。


おっきな池をぐるっと回る公園
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藤の花が綺麗に植えらている。
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来週ぐらいが見時かな
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桜の花も散ってしまった。
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と、思ったら、
頑張ってへばりついている花発見。

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大きな松の木。
なんだか、
海外の公園みたいに、
芝生が青い。
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池の中にある小さな中州には
鳥の巣だらけの木が生えていて
小さな鳥から巨大な鳥まで
ピーチクパーチク鳴いている。

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水際の植物
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その横をスイスイ泳ぐ水鳥達
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こっちは、朝食中。
プリプリお尻を振って歩く姿が、
とっても可愛い
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公園の真ん中の橋。
幸福橋。

この橋を渡れば
幸せになれるかなぁ~
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幸福橋の途中には、
所どころ
御影石でできた、
テーブルとイス。

テーブルチャージも取らないのに
絶景が楽しめる。
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スケートボードに乗りながら
犬の散歩する人や
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山登りするみないな、
スティックつかい、
つかつかと競歩であるくおじさん
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釣竿持って
三輪車でやって来た
お爺ちゃん。
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少ししたら、
次から次と
釣竿持ってやってくる
お爺ちゃん仲間が、
朝から まるでガキンチョみたいに
はしゃいでいる。

お爺ちゃん達は、知っている。
お金がかからない
贅沢な時間の使い方を、、、

老後の楽しみは
ゴルフや温泉旅行だけではないと。

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カメラを向けて
花を見ていたら
どこかから、
お爺ちゃんがやってきて、
八重咲きの椿。
と、得意げに教えてくれた。

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綺麗だね。
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だんだん、
私も忘れかけていた
子供時代を思い出す。


あ、、タンポポ
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ぺんぺん草
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これ、
耳垂れの花って言ってたかな?
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名前は知らないけど、
この青い色、子供の頃からすきだった。
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幼馴染のみなちゃんが、
いつもエンドウ豆、、、って呼んでいた草。
ね、ね、食べれるのかなぁ~?
小学校の時からのナゾ。
何十年経った今も、、、答えは知らない。
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この草も懐かしい
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クローバーでかんむり作ったり、
四つ葉のクローバー探して
楽しんだ子供時代。
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忙しく生活をしていると、
道端に生える
草なんか気にする
余裕もなかったけれど、、、

時間に余裕が出来ると
今まで見えなかったものが見えたりもする。

時間は心の余裕だな。

忘れな草の花。
英語名は→forget-me-not
私を忘れないで
という花言葉どうり、

子供時代のように
「人生を楽しむ事」の大切さ
を思い出させてくれた。

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人生の楽しむ。。。
当たり前の事かもしれないが、
忙しくしていると、、、
つい、後回しにしがちな事。


忘れな草の花言葉には
中世ドイツの
恋人達の悲しい伝説があるらしい。

ドナウ川を歩く恋人。
ルドルフとベルタ。
ルドルフは川岸に咲く
可愛い花を彼女のために
摘もうと、
花に手が届いたところで
川の激流にのまれてしまう。

もう、命が助からないと悟った
ルドルフは、
僕を忘れないで、、
と叫んで、
手にした花を
岸辺のベルタに投げて
流れに消えてしまった。

ベルタはその言葉を
生涯忘れず
その花を髪に飾った。
それが、
忘れな草だったんだとか。

いや~。
悲しいストーリーだったのね。

でもね、
この伝説にあるように、
何が起こるかわかんない人生。

今、出来る事を
楽しんでおきなさい!
って事だろうなと。

今日の公園には、
そんな人生のヒントが
たくさん溢れていた。