突然の訃報と不思議な偶然 | ローマでお散歩

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ときどきローマ在住で、気まぐれ生活を送る私の、ガイドブックには載っていない、素敵なイタリア〈ローマ〉や
日本での生活、イタリア料理などをご紹介します。

昨日の夜遅く、このブログにも度々登場する、幼なじみの みなちゃんから電話があった。

こんなに遅くにどうしたのかな?と思いつつ、電話にでたら、「忙しい?何してたぁー?」と聞いてきた。

どうしたの?って聞いたら、急に泣き声になった。 
お父さんの突然の訃報の知らせだった。

心筋梗塞。家族のなんの覚悟もないまま、突然訪れた悲し知らせ。

隣の家で生まれ育った私にとっても、おじさんは大きな存在だったのでショックだった。
彼女が結婚して以来、なかなか実家にいく事が無かったので、すいぶん長い年月おじさんには会ってなかった。親族のみで密葬で行なうからと言われたが、通夜の前にお参りだけ行かせてもらった。


家族に迷惑をかけたくなかったんだろう。
男っぽいおじさんの亡くなり方だと思った。

親族控室で久しぶりに会った、おばさん。
私の顔を見て、「かわいいねーかわいいねー」って言っている。我が子と同じように可愛がってくれたおばさん。憔悴しきったところに、突然現れた私を見て、
子供時代の私達を思い出したんだろう。
辛いんだろうな。。。

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今日は
葬式場で、同じ苗字の葬儀が二軒並んで執り行われるという。  よくある苗字ではないのに奇遇な事があるものだと、中をチラ見したら、昔、近所だったお兄さんがいた。

え?どうしたんですか?と聞いたら、うちの親父が亡くなったという。 

あら、何と言っう偶然。たしかに、同じ苗字だったね。そして、なんと、みなちゃんのお家の隣のおじさんだ。
と、いうことは、
偶然にも隣り合わせの葬儀が、隣に住んでいた隣人同士。さらに、同じ苗字ということだ。

不思議な偶然だ。
子供の頃のおじさん達の記憶が蘇ったと同時に、
2人一緒なら、あちらの世界に迷わず行けるねってちょっと安心した。

ご冥福を祈ります。