野良猫などへの不適切な餌やりを禁止する条例が3月20日京都市議会で可決され成立した。
背景には、餌やりをめぐっての近隣トラブルが相次いでいたようだ。
餌を与えたまま、片ずけず腐らせる不適切な給餌で住民の支障を生じさせた場合は餌やりをした人に対して勧告命令
50,000円以下の過料が課せらる。
んー。なんかあんまり気分良くないニュースだなぁ!
野良猫が増えたら困る気持ちも、わかるけど。
何も罪のない猫が腹ペコで、死にそうなか細い声で、ニャァ~と訴えてきたら、私なら50,000円捨てた気持ちで餌を与えてしまうだろうな。
野良猫を拾って、気がついたら猫13匹にもなったことのある、我が家。
おばあちゃんの家の庭で、白猫と黒猫のあとを歩いていた、茶色の不思議な小動物。
よーく見たら、当時は珍しい、チョコレート色の子猫だった野良猫が、いまや、一匹残った愛猫である。
餌は必ず少し残す。いざという時のためのようだ。
1日1回目必ず、屋上に一人で散歩に行くが、
その前に餌をせがむ。餌を与えたら、確認するだけでたべずに、玄関に走って行き散歩のスタンバイ。
餌があることを確認しないと、あんきに屋上で遊べないらしい。
さぞ、辛い経験をしたんだろうな。。。
近隣トラブル。。うん。まーねー。。。
うちの隣に病院の駐車場がある。地元じゃ有名なホテルみたいな産婦人科。
あるとき、屋上から下を見たら、先生の高級車を隠してある車庫の裏。うちの敷地内に、野良猫用のエサ入れが置いてあった。猫好きの看護婦さんがエサやりしてるかと思っていたら、ポルシェから降りてきた派手な先生が餌を補充してた。あら、びっくり。
わたしは猫好きなので、そんな光景がほのぼのして見えたが、猫ぎらいや、虫の発生を嫌がる人なら、早速、抗議に行くだろうなーって、思う。
ローマ市は猫にも居住権を与えて、そこで生まれ育た猫にはそこで暮らす権利を与えていると聞いた。
地元民は野良猫にも名前をつけたりして、みんなで可愛がっている光景をよく目にするし、ローマの野良猫は人懐こくかわいい。
2匹以上猫を飼い世話をしている人には、ローマ市がキャットカードを発行してくれるみたいだ。
昔から、ローマの歴史と切っても切れない関係にある猫。聖なる動物と考えられていたから、猫には優しいね。
京都市も日本を代表する歴史地区。
沢山のお寺がある街で、猫の命を救う他の考えは議会で検討されなかったのかな?
殺生はだめでも、餓死は、いいんだぁー?
それじゃまるで、生き地獄。
悪いことをしたら地獄行きとは教えられたが、猫は何も悪いことしてないよ!
ぜひローマみたいに、皆が幸せに共存できる京都市になってほしいものです。
観光地だから、猫かけこみ寺でもつくって、世界中から献金あつめたらいいのにね!